国道371号線や310号線で油が散乱-スリップ事故が多発

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大阪府や和歌山県を通る国道371号線国道310号線などで8月23日、油のような液体が30km以上にわたって散乱し、各地で20件以上のスリップ事故が相次ぐなど、大変な事態となっています。

発表によると23日午前4時ころ、通行人から「大阪府河内長野市の国道371号の路面が、油のようなもので濡れている」などと110番通報があり、事態が発覚。

通報を受けた警察が調べたところ、大阪府堺市から和歌山県かつらぎ町にかけて、約30km以上にわたり路面が油まみれになっていたということです。

関係機関が路面に滑り止めのための砂をまいてスリップ事故の防止を行っていますが、未だに一部の道路では通行止めになっています。

警察によると、路面に散乱している油は、トレーラーが油を漏らしたた気付かずに走行していた可能性が高いとのこと。

バイクがスリップして転倒したり、スリップした自動車が接触したりするなどの事故が相次いでいますが、今のところ死者が出たり大怪我を負ったりといった重大な事故は発生していないとみられています。

なお、現時点で20件以上のスリップ事故が確認されていますが、最終的にこの油による事故の件数はさらに増える可能性も。

現在、警察は油を散乱させたとみられるトレーラーの運転手から事情を聴いています。

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堺市~かつらぎ町の地図

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