火災速報-新日鉄住金名古屋製鉄所で爆発事故・火事・黒煙

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愛知県東海市東海町5丁目3にある製鉄所「新日鉄住金名古屋製鉄所(新日鐵住金名古屋製鐵所)」で9月3日、爆発を伴う大規模な火事が発生しました。

同日午後0時45分ころ、新日鉄住金名古屋製鉄所から「コークス炉の近くで爆発が起きた。炎上している」などと消防に119番通報があり、火災が発覚。

消防の発表によると、この爆発事故で多くの負傷者が出ているということです。

現時点で、新日鉄住金名古屋製鉄所の従業員とみられる約12人がヤケドを負うなどし、うち6人は病院へ救急搬送されました。いずれも命に別状はないとみられていますが、ケガの程度は不明。

現場からは黒煙が大きく立ち上るとともに、大量の消防が駆けつける・上空をヘリコプターが飛び交うなど、騒然としています。黒煙は遠くからでも目視できるほどで、火事の規模が見てとれます。

新日鉄住金名古屋製鉄所ではトラブルが相次いでおり、今年6月22日にはコークス炉に異常が発生して停電、その影響で大量の黒煙が排出されるなどの事故トラブルが起きました。(参考:新日鉄住金名古屋製鉄所で火事か-東海市東海町

現場では現在、消防による懸命な消火活動が行われるとともに、負傷者の救助活動等が行われています。

現時点で、爆発が起きた原因は不明。この爆発・火災事故に関する詳細な情報が入り次第、随時更新していきます。

続報①-逃げ遅れた人の情報あり、また再爆発の恐れも

その後の発表によると、新日鉄住金名古屋製鉄所の建物内に逃げ遅れた人員がいるとの情報があります。

また、再爆発の恐れもあるということです

続報②-負傷者15人に

負傷者数は12人とされていましたが、現時点で合計15人がケガ、うち30代~50代の社員5人が気道熱傷などで重傷ということが分かりました。なお、まだ負傷者が増える可能性もあります。

現在も火は燃え続けており、消防による懸命の消火活動が続いています。

爆発現場付近ではドクターヘリも待機しており、新たに重傷者などが出た場合には、すぐに病院へ救急搬送できるような体制を整えています。

新日鉄住金、今年だけで5回目の事故

新日鉄住金名古屋製鉄所では、今年1月に2回、6月に1回、7月に1回、大量の黒煙を排出するなどのトラブルを計4回起こしています。いずれも、停電が原因とみられています。

これらのトラブルを受けて新日鉄住金では今年8月上旬、東海市から再発防止要請などを受けていました。

そして、社外有識者を含めて事故対策委員会を設置していました。

新日鉄住金では、今年10月末をめどに黒煙発生の再発防止策をまとめる方針ですが、このたびの爆発火災事故により何らかの影響を受ける可能性も。

新日鉄住金 名古屋製鉄所

新日鐵住金名古屋製鐵所(しんにってつすみきんなごやせいてつじょ)は、愛知県東海市にある新日鐵住金の製鉄所である。

出典:新日鐵住金名古屋製鐵所 – Wikipedia

新日鉄住金 名古屋製鉄所の概要
名称 新日鉄住金名古屋製鉄所
所在地 〒476-8686
愛知県東海市東海町5丁目3番地
発足 1958年
従業員数 2,983人(2014年3月時点)
敷地面積 約631万㎡
Webサイト 名古屋製鉄所 | 製鉄所 | 新日鉄住金

爆発火事に関するTwitterでの関連投稿

Twitter上では、新日鉄住金名古屋製鉄所の近くに住む住人の方などが、現場の写真画像付きの投稿をするなど、現場の様子が確認できました。

事故現場付近(新日鉄住金化学)場所の地図

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