宮城県丸森町の採石場で落石事故-岩が作業員に直撃・下敷き

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宮城県伊具郡丸森町四重麦五の採石場で9月4日、作業員が岩の下敷きになる事故が起きました。事故現場から「落石があり作業員が下敷きになった」などと119番通報があり、事故が発覚。

宮城県警の発表によると同日午前7時半ころ、丸森町四重麦五にある日本リスクコントロールの採石場で、作業員ら4人が重機で作業をしていたところ、突然岩が崩れてきたということです。

事故当時、現場責任者で福島県伊達市梁川町青葉町に住む岩尾正義さん(35)は、岩盤に爆薬を仕掛けるために重機で穴を開けていました。岩尾正義=いわお まさよし

現場にいた作業員らの話によると、大きさ直径3メートルほどの岩が落下してきて岩尾正義さんの乗った重機に直撃し、その後も大量の岩が崩れ落ちたことで、重機ごと大量の岩の下敷きになってしまったといいます。

現場では現在、レスキュー隊7人を含む25人態勢で、岩の下敷きになっている岩尾正義さんの救出作業を行っていますが、隊員の呼びかけには応じず意識がない状態とのこと。また2次災害の恐れもあることから、作業は難航しています。

この日は、作業員4人で午前6時ころから作業をしていましたが、他の3人は無事でした。現場は、阿武隈急行あぶくま駅から南東方向に約6kmほどの位置。

現時点で、事故が起きた原因は分かっていません。
この事故に関する詳細な情報が入り次第、随時更新していきます。

続報-救出するも、死亡を確認

その後の発表によると、消防などは午後2時半過ぎに岩尾正義さんを救出したということですが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

落石事故の発生は午前7時半ころでしたが、さらなる落石などの2次災害が心配されたため、救出作業が難航したとのこと。

丸森町の採石場での事故に関するTwitter関連投稿

事故現場付近(宮城県丸森町四重麦五)場所の地図

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