狭山市笹井で殺人事件か-笹井団地で父親が娘に暴行加え死亡

■2014/9/12　18：07 最終更新■

埼玉県警狭山署は９月１２日、４歳の娘に暴行を加えたとして、狭山市笹井に住む自称設備業・西沢道雄容疑者（４３）を暴行容疑で逮捕しました。

発表によると西沢道雄容疑者は９月１０日午後８時半ころ、狭山市笹井にある笹井団地の自宅で、長女の西沢美咲ちゃん（４）の足を蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。

狭山署によると、１１日の午後６時ころに西沢道雄容疑者から「娘が呼吸困難になっている」などと119番通報があったといいます。

美咲ちゃんは心肺停止の状態で病院へ運ばれましたが、搬送先の病院で約１時間後に死亡が確認されました。

消防から連絡を受けた狭山署が西沢道雄容疑者や妻（30代）から事情を聴いたところ、暴行に関与した疑いが強まったということです。

事件当時、妻は自宅にいたということですが、警察に対して「別の部屋にいたので、気付かなかった」と話しているとのこと。一家は、西沢道雄容疑者と妻と美咲ちゃんの３人暮らしです。

警察での取り調べに対して西沢道雄容疑者は「留守番の約束をしていたが、約束を破って外に出たため注意したところ、泣くだけで謝らなかったのでつい足を蹴った」などと供述し、容疑を認めています。

現時点で美咲ちゃんが死亡した原因は分かっておらず、狭山署は日常的な虐待の可能性もあるとみて、遺体を司法解剖して死亡と暴行との因果関係を調べています。

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