世田谷区代沢で事故-軽トラックが小学生の列に突っ込む

■2014/9/18　18：36 最終更新■

東京都世田谷区代沢２丁目で９月１７日、小学生の列に軽トラックが突っ込む事故が起きました。

午後１時半ころ、「軽トラックと電柱の間に、子供が挟まれている。意識がないようだ」などと通報があり、事故が発覚。

東京消防庁や警視庁などの発表によると１７日午後１時半ころ、世田谷区代沢２丁目を歩いていた小学生ら３人に、軽トラックが突っ込んだということです。

この事故で小学３年生の女子児童（９）が車と電柱の間に挟まれ、病院に搬送され手当を受けていますが、意識不明・心肺停止の重体です。ほか２人の女子児童に関しては軽傷で、意識もあるとのこと。

現在、現場には多くの警察官らが駆けつけるとともに、上空は複数の報道ヘリが飛び交うなど、騒然としています。

警察は現在、軽トラックを運転していた男性（６１）から事情を聴くなど、事故が起きた際の状況等について詳しく捜査を進めています。

事故現場は、京王井の頭線・池ノ上駅から南方向に約200mほどの住宅街で、池之上小学校の近くです。

続報-意識不明の女子児童が死亡、運転手を逮捕

その後の発表によると、意識不明の重体になっていた小学３年生・遠藤愛依菜ちゃん（９）が、搬送先の病院で死亡したということです。

この事故で警視庁は、軽トラックを運転していた、東京都立川市錦町に住む松村肇容疑者（６１）を過失運転傷害容疑で逮捕。

松村肇容疑者は警察での取り調べに対して「事故を起こしたのは間違いない。責任は全て、私にある」と供述しています。

警視庁は今後、容疑を過失運転致死容疑に切り替え、詳しい事故原因などについて捜査を進めていく方針です。

関連する犯罪の法定刑
過失運転致死傷罪…７年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金

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事故現場付近（世田谷区代沢2丁目）場所の地図