古河市仁連で女子高生誘拐事件-日向憲一容疑者を逮捕

■2014/10/4　15：04 最終更新■

出会い系サイトで知り合った女子高生に家出するようそそのかしたうえ誘拐したとして、茨城県警は１０月４日、建設作業員の40代の男を未成年者誘拐容疑で逮捕しました。

逮捕されたのは、茨城県古河市仁連に住む建設作業員・日向憲一容疑者（４１）です。日向憲一＝ひむかい けんいち

茨城県警古河署によると日向憲一容疑者は、インターネットの出会い系サイトで知り合った石川県内に住む県立高校１年生の女子高生（１６）に「会って話がしたい」などと持ちかけて、今年９月２４日午後６時半ころに群馬県高崎市のJR高崎駅で合流。

それから１０月３日までの10日間にわたり、女子高生の保護者に無断で、古河市にある日向憲一容疑者の自宅などへ連れ回し誘拐した疑いが持たれています。

２人が合流した９月２４日、女子高生の父親が石川県警に「娘が帰宅してこない」などと相談・行方不明届を提出しており、警察が捜査を進めていました。

捜査の過程で、交友関係から日向憲一容疑者が浮上。１０月３日になり、石川県警から連絡を受けていた茨城県警古河署の警察官が、日向憲一容疑者の自宅近くにいる２人を発見、身柄の確保につながったということです。

この事件で、女子高生にケガなどはありませんでした。

日向憲一容疑者は警察での取り調べに対し「いけないことと分かっていた」などと話し、容疑を認めています。古河署は、事件に至った経緯や犯行動機など、さらに詳しく捜査を進めていく方針です。

関連する犯罪の法定刑
未成年者誘拐罪…３月以上７年以下の懲役

女子高生誘拐事件に関するTwitterでの関連投稿

誘拐事件現場付近（古河市仁連）場所の地図

２人が合流したJR高崎駅の地図