JR東海道線の由比-興津で土砂崩れ、運転見合わせ 復旧メド立たず

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静岡県静岡市清水区興津東町のJR東海道線由比駅興津駅間で10月6日、線路沿いの斜面の土砂崩れが発生し、線路が埋まる災害が起きました。

発表によると10月6日午前9時ころ、現場の由比駅-興津駅間で、落石を検知する装置が作動したということです。

この検知を受けて、JR東海 静岡支社の職員が現場に駆けつけたところ、線路北側の山肌で大規模な土砂崩れが起きていたとのこと。

この日、東海線では台風18号の影響を受け、現場区間は始発から運転を見合わせており、土砂崩れによる電車との接触やケガ人等はありませんでした。

土砂は、斜面の木とともに幅約40m・高さ約100mにわたって大規模に崩れており、線路の上り線・下り線ともに覆っている状態。

フェンスを倒すとともに、コンクリートの壁を突き破って崩れており、また電線や電柱を倒すほどで、非常に威力の強い土砂崩れでした。

この災害を受けて、現在JR東海道線は静岡県内で不通となっています。

既に台風18号は過ぎ去っていますが、崩れた土砂の量が非常に多いため、現時点で復旧のメドは立っていません。数日間のあいだ、運転見合わせの状態が続くものと思われます。

静岡市清水区では、6日午前9時半までの24時間雨量が398.5mmと、観測史上最大の記録となっていました。

なお、線路沿いを走る国道1号線も、土砂崩れが発生している現場付近は通行止めになっています。

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【台風18号】JR東海道線に土砂流入 各地でがけ崩れ

2014/10/6 15:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

東海道線で大規模な土砂崩れ、線路に流入

2014/5/17 15:00頃にTBS News-iがYoutubeにアップロードした動画

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東海道線の土砂崩れ現場の画像など(Twitter)

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土砂崩れ現場付近(由比駅-興津駅)場所の地図

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