高岡市立中学校で同級生の水筒に灯油混入事件-中3男子

■2014/10/12　09：41 最終更新■

富山県高岡市にある市立中学校で、生徒４人の水筒に灯油が混入される騒動が起きていたことが、１０月１１日わかりました。

高岡市教育委員会の発表によると、灯油の混入があったのは１０月１０日。３年生２クラス、男女２人ずつの計４人の水筒に灯油が入れられていました。

この４人のうち、男子生徒２人が灯油が混入した水筒の中身を口にしたため、病院で検査を受けましたが、健康被害は無かったということです。

その後の調査により、別のクラスの同級生の３年生男子生徒が、４人の水筒の中に灯油を混入させたと認めているとのこと。この男子生徒は、不登校傾向のある生徒が勉強する「相談室」に通っていました。

男子生徒によると、文化祭のリハーサルのため全校生徒が体育館に集まっていたところを狙って、自宅から小瓶に入れて持ち込んでいた灯油を、４人の水筒の中に入れたということです。

現場の中学校では１１日、全校集会を開いて事態を説明。灯油が入れられた４人の水筒について、男子生徒が特定の人物のものを選んだ可能性は低いとみられています。

今のところ、灯油を混入させた動機は分かっていません。

学校は今後、男子生徒から詳しく事情を聴くとともに、専門機関を受診させるなどの対応をとるとしています。

現場は、高岡市駅南2丁目にある芳野中学校とみられています。

同級生の水筒への灯油混入事件に関するTwitter関連投稿

芳野中学校の地図