硫黄山で小規模噴火の可能性、火口周辺警報-霧島連山えびの高原
■ 最終更新■
宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山のえびの高原について、気象庁は「小規模噴火の可能性がある」として、火口周辺警報を発表しました。
気象庁によると、霧島連山のえびの高原の硫黄山(1310m)で火山活動が高まっていることから、周辺1km圏内(宮崎県えびの市、鹿児島県霧島市)では今後、噴気や火山性ガスの噴出のほか、小規模な噴火が起きる可能性があるということです。
硫黄山は、2011年に噴火した新燃岳から約5kmの場所にあります。
霧島連山のえびの高原では昨年12月ころから、硫黄山の周辺で体に感じない程度の火山性地震がたびたび発生しているとのこと。
また2ヶ月前の今年8月には、硫黄山付近を震源とする火山性微動が約7分間にわたって続くとともに、硫黄山の北西あたりが隆起するような地殻変動も観測されています。
周辺住民の方は、今後の情報等に十分ご注意ください。
日本では先月、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山で大規模な噴火が起きています。
硫黄山の火口周辺警報に関するTwitter関連投稿
Twitter上では、硫黄山の火口周辺警報を受けて、心配の声が非常に多く投稿されています。
硫黄山から1km以内立ち入り禁止になっちゃったら、えびの高原の紅葉は見に行けないってことかな?
— きょん (@kyon7622) 2014, 10月 24
とうとう霧島・硫黄山に火口周辺警報出たのか
霧島山に登山する方は念のため注意を。
#霧島山
— 華佳織@わたあめ団 (@cacao323xx) 2014, 10月 24
あやー。
硫黄山は活発になったのか。
レベルはあがったんだろか。
ちなみに、硫黄山ちかくの韓国岳も下山呼び掛けあってるんでお気をつけて
— 正せ神月功 (@hakuun) 2014, 10月 24
えびのの硫黄山で火口周辺警報か……。
韓国(からくに)岳とかも登山多い時期だから心配だわ。
— ふかどん@急襲のぶらっく (@fukadon1976) 2014, 10月 24
【続報】
宮崎県はえびの高原への県道を封鎖予定。
硫黄山火口周辺から半径1Kmを立入禁止。
— 大谷憲史 (@nextmstage) 2014, 10月 24
霧島連山
霧島山(きりしまやま)は、九州南部の宮崎県と鹿児島県県境付近に広がる火山群の総称であり、霧島連山、霧島連峰、霧島山地あるいは霧島火山群とも呼ばれる。最高峰の韓国岳(標高1,700m)と、霊峰高千穂峰(標高1,574m[1][2])の間や周辺に山々が連なって山塊を成している。
有史以降も噴火を繰り返す活火山(気象庁の活火山ランク付けはB[3])であり、特に新燃岳と御鉢では活発な火山活動が続いている。
えびの高原
えびの高原(えびのこうげん)は、九州南部に連なる霧島山の韓国岳、蝦野岳、白鳥山、甑岳に囲まれた盆地状の高原である。
硫黄山
硫黄山 (宮崎県)(いおうやま) – 宮崎県えびの市にある標高1310mの山。
硫黄山の地図
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こういう発表があると、好奇心旺盛な馬鹿者が火山に近づきたがるが、本当に止めたほうがいい。仮に噴火しても、撮影したりせず、すぐに逃げた方がいい。テレビで言っていたが、御嶽山の噴火の件でも、ほとんどの人がデジカメなりスマホで撮影していたようだが、そんなのはもってのほかだ。