苫米地昭容疑者を殺人未遂で逮捕-JR上野駅不忍口での通り魔事件

■2014/10/24　21：43 最終更新■

東京都台東区にあるJR上野駅前で１０月２４日午後６時過ぎ、会社員の男性が突然ナイフで刺される通り魔事件が起きました。

この事件で警視庁上野署は、住所不定の無職・苫米地昭容疑者（３８）を殺人未遂容疑で逮捕。苫米地 昭＝とまべち あきら

発表によると苫米地昭容疑者は、JR上野駅不忍口前の歩道を歩いていた男性会社員（４６）の右足を、果物ナイフで刺した疑いが持たれています。

男性は駆けつけた救急により病院へ搬送されましたが、比較的軽傷だということです。

苫米地昭容疑者と被害者男性のあいだに面識はなく、警察での取り調べに対しては「刑務所に入るために、人を殺そうと思った。誰でも良かった」などと供述しているとのこと。

上野署は殺人未遂事件として、事件に至った経緯や犯行動機など、さらに詳しく捜査を進めていく方針です。

事件当時、JR上野駅からは「マスクをした男がナイフを持って、行ったり来たり歩いている」「男が刃物を振り回している」などという通報が入っていました。

関連する犯罪の法定刑
殺人未遂罪…死刑または無期もしくは５年以上の懲役

苫米地昭容疑者が取り押さえられている様子

上野駅前で男性が刺される、殺人未遂容疑で男逮捕

2014/10/24 21:00頃にTBS News-iがYoutubeにアップロードした動画

苫米地昭の逮捕に関するTwitterでの反応

苫米地容疑者の逮捕を受けて、珍しい名字であることから犯人と親戚に間違われるのではないかといった心配の声など、Twitterでは様々な反応がみられました。

殺人未遂事件現場（上野駅不忍口）場所の地図

上野駅不忍口のストリートビュー