大阪市鶴見区鶴見で殺人未遂事件-ハサミで叔母の頭刺す 稲井裕志逮捕

■2014/11/26　16：41 最終更新■

大阪府大阪市鶴見区鶴見で１１月２６日、３０代の男がハサミで叔母の頭を刺す殺人未遂事件が起きました。

この事件で大阪府警鶴見署は、住所不定の自称配送業・稲井裕志容疑者（３０）を殺人未遂容疑で逮捕。

発表によると稲井裕志容疑者は１１月２６日午前３時５５分ころ、大阪市鶴見区鶴見にあるマンションの１室で、この部屋に住む叔母（５４）の頭を料理用のハサミで刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。

また稲井裕志容疑者はハサミで刺すほか、レンチで殴ったりするなどの暴行も加えており、叔母は多数の切り傷を負う・頭や腕の骨が折れるなど、重傷を負いました。なお命に別状はないとみられています。

稲井裕志容疑者は現場から一時逃走していましたが、約２時間後に８ｋｍほど離れた淀川区内の路上で身柄を確保されました。

警察での取り調べに対して稲井裕志容疑者は曖昧な供述をしているものの、「間違いない」と容疑を認めている模様。叔母は「お金のことでもめた」などと証言しています。

鶴見署は殺人未遂事件として、２人の間に金銭トラブルがあった可能性を視野に、事件に至った経緯や犯行動機などについてさらに詳しく捜査を進めていく方針です。

関連する犯罪の法定刑
殺人未遂罪…死刑または無期もしくは５年以上の懲役

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殺人未遂事件現場付近（大阪市鶴見区鶴見）場所の地図