京都市伏見区の連続放火事件で17歳少年が容疑認める-窃盗事件で逮捕

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京都府京都市伏見区向島で今年8月、2人の死者が出た連続放火事件について、別の事件で逮捕されている少年が犯行を認める供述をしていることが12月1日、京都府警の発表で明らかになりました。

連続放火事件について認める供述をしているのは、窃盗容疑で逮捕・勾留されている京都市伏見区に住む少年(17)。

この事件は8月1日、半径約400m以内の範囲で住宅や資材置き場、無人の倉庫など4件の不審火が確認されたものです。

燃えたのは、京都市伏見区向島二ノ丸町の事務所兼住宅、伏見区向島津田町の資材置き場、伏見区向島西堤町の無人倉庫、伏見区向島津田町の建物など。

このうち1軒の、北村正則さん(67)が住む事務所兼住宅については、北村さんと妻の富美子さん(65)の死亡が確認されています。

また別の日にも複数の不審火が起きており、7月末に2件の不審火、8月17日には伏見区羽束師の民家、9月14日には伏見区横大路の桂川左岸でそれぞれ不審火が確認されているとのこと。

全ての放火事件に少年が関与しているかどうかは不明ですが、少年は「遊びで火をつけた」などという供述をしており、京都府警はさらに追求していく方針です。

少年が放火容疑を認めるまでの流れ

京都府警は連続不審火事件を受けて、現場がかなり近い範囲に集中していたことや、火の気が無い場所で出火していることなどから、同一犯による連続放火事件とみて50人態勢の特別捜査班を設置していました。

そして、周辺住民への聞き込み捜査、周辺に設置された防犯カメラの映像解析などの捜査を進めていました。

その中で、4件の火災現場周辺を不審な自転車が通行しているのを京都府警は把握し、この自転車の持ち主として少年が捜査線上に浮上していたといいます。

その後11月中旬になり、少年が9月中旬に京都市伏見区の民家で現金37万円を盗む事件を起こしていたとして、窃盗容疑で逮捕されました。

この窃盗事件で警察署に勾留され取り調べを受けていく中で、少年は連続放火を認める供述を始めたということです。

京都府警は、窃盗容疑での勾留期限である12月5日にも、少年を放火の容疑で再逮捕する方針。

関連する犯罪の法定刑(成人の場合)

窃盗罪…10年以下の懲役または50万円以下の罰金
現住建造物等放火罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役
非現住建造物等放火罪…2年以上の有期懲役
殺人罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役

京都市伏見区連続放火 別の窃盗事件で逮捕の17歳少年関与認める

2014/12/1 12:00頃にFNNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

17歳少年が関与をほのめかす供述 京都連続放火

2014/12/1 13:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

京都の連続放火、17歳少年が関与ほのめかす供述

2014/12/1 13:00頃にTBS News-iがYoutubeにアップロードした動画

連続放火事件で少年が認める供述…Twitterでの反応

夫婦が死亡した京都市伏見区向島二ノ丸町の現場地図

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  1. 匿名

    典型的なクズ。少年法はいりません。落ちるとこまで落ちたクズは這い上がることはありません。

    • 匿名

      その通り‼️

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