北アルプス号廃止はJRのせい-線路に自転車投げ正木啓嗣容疑者を逮捕
■ 最終更新■
線路内に自転車を投げ入れて電車の往来を妨害したとして、愛知県警は12月2日、別の偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴されている20代の男を再逮捕したと発表しました。
列車往来危険などの容疑で再逮捕されたのは、愛知県清須市に住む無職・正木啓嗣容疑者(29)です。
発表によると正木啓嗣容疑者は今年9月26日の夕方と10月20日の夜の計2回にわたり、JR東海道線の線路内に自転車を投げ入れた疑いが持たれています。現場は、稲沢市の清洲駅付近。
いずれの事件も電車が自転車と衝突するなどして、20分以上の遅れが出るなど、列車の運行に支障が出ました。幸い、ケガ人はいなかったということです。
警察での取り調べに対して正木啓嗣容疑者は「好きな名鉄の特急、北アルプス号が2001年に廃止になった。JRのせいだと思って腹が立ってやった」などと供述し、容疑を認めています。正木啓嗣容疑者は鉄道ファンだった模様。
正木啓嗣容疑者、余罪多数か
愛知県警によると正木啓嗣容疑者は今年5月~8月にかけて計4回にわたり、JR東海へ「線路の上に寝そべっている人がいるんですけど」などという嘘の電話をかけ、電車の運行を妨害した疑いが持たれています。
この事件について今年11月11日、正木啓嗣容疑者は偽計業務妨害容疑で逮捕され、その後起訴されました。
そして取り調べなどが行われるなかで、今回の自転車投げ入れ事件についても認める供述を始めたということです。
またこれだけでなく、清洲駅周辺では踏み切りの非常用ボタンが押される被害や、線路内に三角コーンが投げ込まれる事件なども確認されており、いずれも正木啓嗣容疑者の関与が疑われています。
愛知県警は、正木啓嗣容疑者をさらに追求していく方針です。
法定刑
関連する犯罪の法定刑
偽計業務妨害罪…3年以下の懲役または50万円以下の罰金
往来危険罪…2年以上の有期懲役
13年前の北アルプス号廃止に立腹…Twitterでの反応
「好きな名鉄の特急『北アルプス号』が(2001年に)廃止となり、JRのせいと思って腹が立った」 酷い言いがかりwww
— なお (@nao_jp) 2014, 12月 2
「好きな名鉄の特急『北アルプス号』が(2001年に)廃止となり、JRのせいと思って腹が立った」
いや遅ぇよ!!
>RT
— あきりんごZ (@akiringo1217) 2014, 12月 2
371系かと思ったらまさかの名鉄北アルプス号てwwwwwwwww
— しろしろしろあじ (@hakoyado604) 2014, 12月 2
名鉄「北アルプス号」の廃止って
いつの事、根に持ってるんだよ(笑)
— 麺人ブー (@menjinbu_4785) 2014, 12月 2
事件現場付近(清洲駅)場所の地図
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そんなに妨害したいなら自分が飛び込めばいいのに。
本当に鉄道が好きならそんな事しない