大崎市古川の東北自動車道で事故-2人死亡・5人ケガ

■2014/12/7　07：29 最終更新■

宮城県大崎市古川の東北自動車道で１２月６日、３台が絡む多重事故が発生し、７人が死傷しました。

発表によると１２月６日午後９時３５分ころ、大崎市古川の東北自動車道・上り線で、乗用車２台が追い越し車線に止まっていたところ、後方から走ってきたトラックが突っ込んだということです。

トラックが最初に追突した乗用車には２０代の男性４人が乗っていましたが、うち後部座席に座っていた２人が死亡。運転席と助手席に座っていた男性はケガを負いました。

また、トラックに突っ込まれた乗用車はその弾みで、前に止まっていた別の乗用車に追突。この乗用車に乗っていた５０代の男女、および追突した３０代のトラック運転手の男性もケガを負ったということです。

宮城県警によると、高速道路上に止まっていた乗用車２台は「トラブルを起こして、追い越し車線に止まっていた」などと話していますが、現時点でなぜ危険な追い越し車線に停止していたのかは不明。

なお、この事故の影響で東北自動車道は、宮城県の築館IC-古川IC間の上り線が一時通行止めになるなど、交通にも影響が出ました。

警察は関係者らから事情を聴くとともに、事故が起きた原因等について捜査を進めていく方針です。

事故現場は、長者原SAから約２ｋｍほどの地点。

関連する犯罪の法定刑
過失運転致死傷罪…７年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金

事故を起こした乗用車などの画像

東北自動車道の事故で7人死傷…Twitterでの反応

事故現場付近の通行止区間（築館IC-古川IC）場所の地図