名古屋市港区西茶屋で死体遺棄事件-市営住宅にミイラ化遺体

■2014/12/11　12：20 最終更新■

愛知県名古屋市港区西茶屋の市営住宅で１２月１０日、ミイラ化遺体が見つかる事件が起きました。

この事件で愛知県警港署は１１日朝、現場市営住宅の１室に住む無職・菊池清子容疑者（７６）を死体遺棄容疑で逮捕。菊池清子＝きくち きよこ

発表によると菊池清子容疑者は今年１０月３０日ころ、次女の菊池博子さん（当時３８）が死亡したにも関わらず、放置して遺棄した疑いが持たれています。なお、現時点で博子さんが死亡した経緯について、詳しいことは分かっていません。

事件が発覚した経緯については、名古屋市名東区に住む長女（４０）からの110番通報により、警察官らが現場住宅を捜索したことで、遺体が見つかったということです。

長女は１２月１０日午前、菊池清子容疑者の自宅を訪れて博子さんの部屋に入ろうとしましたが、菊池清子容疑者が強く拒んだといいます。これを長女が不審に思い、警察に通報した模様。

警察での取り調べに対して菊池清子容疑者は「娘が今年１０月３０日に死亡したが、処理に困って放置した」などと供述し、容疑を認めています。

見つかった死体は腐敗が激しく進んでおり、一部ミイラ化するなど、性別や年齢も分からない状態だということです。港署は死体遺棄事件として、遺体を司法解剖して身元や死因の特定を急ぐとともに、死亡の経緯についても詳しく調べを進めていく方針です。

名古屋市港区西茶屋でミイラ化遺体…Twitterでの反応

死体遺棄事件現場付近（名古屋市港区西茶屋）場所の地図