厚木市水引で死体遺棄事件-アパートに遺体が入った袋 殺人事件か

最終更新■

神奈川県厚木市水引2丁目で12月21日、袋にくるまれた死体が見つかり、警察が死体遺棄事件として捜査を開始しました。殺人事件の可能性も。

発表によると12月21日午後6時10分ころ、「厚木市水引にあるアパートで、ポリ袋にくるまって人が死んでいる」などと110番通報があり事件が発覚したということです。

通報を受けて神奈川県警厚木署の警察官らが現場に駆けつけると、アパートの1室で袋に入れられた人(性別不明)の遺体が見つかりました。

第一発見者は、現場の部屋に住む男性の兄(61)。弟と連絡が取れなくなったことから、大家に「弟と連絡が取れない」と話し、合鍵を借りて室内に入ったところ、遺体が見つかったとのこと。

遺体は、白っぽい複数のポリ袋を粘着テープでつないだ状態でくるまれており、何者かが死体を袋に入れて現場アパートの室内に遺棄したものとみられています。

現場は、小田急線本厚木駅から北西方向に約1.5kmほどの地点にあるアパートの1室。厚木署は死体遺棄事件として、遺体の身元の特定を急ぐとともに、現場検証するなど詳しく捜査を進めていく方針です。

厚木市では今年5月、白骨化した子供の遺体が見つかり、父親が死体遺棄容疑で逮捕される事件が発生しています。

また今年11月には、すぐ隣りの平塚市馬入の相模川で、厚木市飯山に住む20代女性の遺体が見つかる殺人・死体遺棄事件なども発生しており、これについては未だ未解決のまま。

関連する犯罪の法定刑

死体遺棄罪…3年以下の懲役
殺人罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役

追記① – 遺体は成人女性と判明

その後の発表によると、見つかった遺体は71歳とみられる女性であることが分かりました。

女性はこの部屋の住人で、58歳の夫と2人で暮らしていたということですが、この夫の行方が分からなくなっている模様。

神奈川県警によると、女性の死因は病死とみられ、死後2ヶ月~5ヶ月ほど経っているということです。

夫が何らかの事情を知っているとみて、警察は現在、夫の行方を捜索しています。

追記② – 夫の身柄を確保し死体遺棄容疑で逮捕

神奈川県警は12月22日午後、横浜市瀬谷区のパチンコ店で夫を発見し、任意同行を求め事情聴取を開始しました。

そして警察署での取り調べで夫が妻の遺体を遺棄したことを認めたため、逮捕したということです。

死体遺棄容疑で逮捕されたのは、現場アパートに住む無職・竹内清容疑者(58)。

亡くなったのは妻の竹内靖子さん(71)で、竹内清容疑者は病気で亡くなった靖子さんの遺体を何重もの袋でくるみ、自宅室内に遺棄した疑いが持たれています。

竹内清容疑者は「今年の8月、妻が血を吐いて意識がもうろうとしていたので布団に寝かせたが、翌日になると亡くなっていた。火葬する金がなかった」などと供述しています。

厚木市水引のアパートで袋入り遺体…Twitterでの反応

死体遺棄事件現場付近(厚木市水引2丁目)場所の地図

コメント掲示板

コメントが投稿されてから表示されるまでタイムラグが発生する可能性があります。なお、誹謗中傷・煽り・過激的・差別的なコメント、荒らし行為、短い内容や重複コメント、そのほか不適切と判断されたコメントなどは掲載が許可されない場合があります。

  1. 匿名

    現在夫は車で逃走中。

  2. 匿名

    旦那身柄拘束です。お金が無くて放置したとの供述ですが、たとえ葬式が出来なくても火葬だけなら市の補助金だって受けられます。弁護士さんに相談する事も出来たでしょう。まずは市役所に届け出るのが先決です。これでは奥さん浮かばれませんね。

書き込む

コメント本文

Copyright© ニュース速報Japan All Rights Reserved.