神戸市垂水区で尿スプレー吹きかけ事件-「かける家間違えた」

■2014/12/22　09：46 最終更新■

尿スプレーを他人の家に吹きかける目的でマンションに侵入したとして、兵庫県警垂水署は１２月２１日、６０代の男を逮捕しました。

建造物侵入の容疑で逮捕されたのは、神戸市垂水区に住む無職の男（６７）。

発表によると男は１２月２１日午後１１時５０分ころ、他人の家の玄関扉にスプレーで尿を吹きかける目的で、神戸市垂水区にあるマンションの敷地内に侵入した疑いが持たれています。

今年１０月中旬ころ、現場の部屋に住む男性が「家の玄関の扉が臭う」と垂水署に相談しており、警察官らが張り込み捜査を行っていたとのこと。

そこに男が現れ、マンション１室の男性が住む扉に、自身の尿とみられる液体が入ったスプレーを吹き付けだしたため、現行犯逮捕したということです。

警察での取り調べに対して男は「尿をかけたのは間違いないが、かける家を間違えた。揉め事になっている相手がこの部屋にいると思い込んでいた」などと供述し、容疑を認めています。

垂水署は男が尿をかける同様の犯行を繰り返していたとみて、余罪も含めて詳しく調べていく方針です。

関連する犯罪の法定刑
建造物侵入罪…３年以下の懲役または10万円以下の罰金

尿スプレー男を逮捕…Twitterでの反応

尿スプレー事件現場付近（神戸市垂水区）場所の地図