ほんやら洞で火事-京都市上京区大原口町の喫茶店が全焼
■ 最終更新■
京都にある「ほんやら洞」で1月16日、比較的大規模な火事が発生しました。
発表によると1月16日未明、京都市上京区今出川通寺町西入大原口町229にあるギャラリー兼喫茶店・ほんやら洞から出火し、木造2階建ての店舗約120平方メートルが全焼したということです。
午前4時50分ころ、通行人の男性から119番通報があったことで火事が発覚。
通報を受けて駆けつけた消防により、火は約2時間後に消し止められました。なお、周辺の民家への延焼等はなく、また火事によるケガ人もいなかったということです。
現場は京都御苑のすぐ北東で、近くには同志社大学今出川キャンパスや同志社女子大学などがあります。
建物は激しく燃え、大量の消防車が駆けつけるなど、現場は一時騒然としました。
京都府京上京署や市消防局などは、出火原因などについて調べを進めています。
ほんやら洞 (喫茶店)
ほんやら洞(ほんやらどう)は、京都府京都市、東京都国分寺市などにある喫茶店。各店の名称は、多くの場合、つげ義春の短編漫画「ほんやら洞のべんさん」(初出:1967年6月「ガロ」)に由来する。
「ほんやら洞」を名乗る喫茶店のルーツとなった京都市の出町柳の店は、1972年(昭和47年)に開業した。2階に文化活動のためのスペースを備えるこの店は、多くの詩人や美術家、音楽家、文化人たちによって利用され、文化の発信拠点となった。文化を意識した店づくりは、今日のブックカフェ、ギャラリーカフェなどに代表されるカフェ文化の先駆けとなるものでもあった。
国分寺の「ほんやら洞」は、京都・出町柳の店に関わったメンバーによって開設・経営されており、出町柳の店と共通する文化性・開放性を特徴としている。
また、経営母体が単一ではないが、京都・西陣にも姉妹店があり、店の2階はギャラリーになっている。
京都・ほんやら洞で火災 文化発信拠点の名物喫茶店
ほんやら洞は、多くの文化人たちによって利用され、文化の発信拠点として著名な喫茶店。写真家の甲斐扶佐義さんがマスターを勤め、1972年にフォーク歌手の岡林信康さんらと開店した。
ほんやら洞で火事…Twitterでの反応
有名店ということもあり、Twitter上ではほんやら洞の火事について悲しみの声が多く投稿されていました。
絶句 QT @killingzoe1985 ほんやら洞燃えてる! pic.twitter.com/zFSD59H4DB
— Ken-Ichi Sakakibara (@quesokis) 2015, 1月 16
中には誰もいらっしゃらないみたいです。今出川ほんやら洞 pic.twitter.com/ES0MaCZdzk
— ゴウダエイコ (@123456alphabet) 2015, 1月 15
ほんやら洞、全焼しとるがな。 pic.twitter.com/MyDXyE9yXK
— 吉村智樹 (@tomokiy) 2015, 1月 15
今出川ほんやら洞全焼、残念です。
愛着のある場所。中に誰か、いはったらどうしようと心配しましたが、先ほど誰もいらっしゃらないとのこと。10時から検証。 pic.twitter.com/KZKghxekfu
— ゴウダエイコ (@123456alphabet) 2015, 1月 15
ほんやら洞が……真っ黒焦げに。 pic.twitter.com/ERK5cOkJN6
— 吉村智樹 (@tomokiy) 2015, 1月 15
入り口に面影が…結局全焼なのか…“@123456alphabet: 今出川ほんやら洞全焼、残念です。
愛着のある場所。中に誰か、いはったらどうしようと心配しましたが、先ほど誰もいらっしゃらないとのこと。10時から検証。 pic.twitter.com/o84fQ4sPo6”
— いのちゃん (@eno_cyan) 2015, 1月 15
ほんとですか❗ ショックです。 QT @tomokiy: ほんやら洞、焼けきって、外壁だけ残っている状態。 pic.twitter.com/z0o1fA84TX
— kyoichi tsuzuki (@KyoichiT) 2015, 1月 15
京都のほんやら洞が火事にあったと聞いて。 > 都築響一「オレサマ商店建築」より、ありし日の店内。(「商店建築」2009年6月号) pic.twitter.com/611qlRxx6P
— 故スギマサヒ漏 (@marosahi19) 2015, 1月 16
火事現場(京都市上京区大原口町)場所の地図
ほんやら洞の建物外観(ストリートビュー)
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