赤穂市尾崎で通り魔事件か-男性が刃物で切りつけられる傷害事件

■2015/2/12　15：05 最終更新■

兵庫県赤穂市尾崎で２月１２日、男性が刃物で切りつけられる通り魔事件が起きました。

発表によると２月１２日午前７時ころ、赤穂市尾崎に住む６０代の女性から「息子が、知らない男に刃物で足を刺された」などという110番通報があったということです。

被害に遭ったのは、会社員の男性（３４）。自宅ガレージの扉を開けようとしたところ、背後から「おはよう」と声をかけられたため、振り返らずに「おはよう」と返事をしたところ、足に痛みを感じたといいます。

男性が太ももを見てみると、ズボンに穴が空いていることに気付き、刃物で切りつけられたことが分かりました。

声から犯人は男とみられていますが、男性が気付いた時には既に犯人は立ち去っており、背格好などの特徴は分かっていません。

兵庫県警赤穂署によると、傷口は長さ約1cm程度でさほど深くなく、男性は軽傷だということです。しかし傷口から、凶器は鋭利な刃物などが使われたとみられています。

被害者男性は犯人の男の声に聞き覚えはないと話しており、無差別に狙われた通り魔事件の可能性も。

赤穂署は傷害事件として、周辺に設置された防犯カメラの映像解析を行うなど、逃げた犯人の行方を追っています。

事件現場は細い路地が入り組んだ住宅密集地の一角で、数百メートル先には尾崎小学校があります。男がさらなる犯行に及ぶ可能性もあるため、近隣住民の方は十分にご注意ください。

赤穂市尾崎で通り魔傷害事件か…Twitterでの反応

通り魔事件現場付近（赤穂市尾崎）場所の地図