フランスのニース近郊で飛行機墜落事故-ジャーマンウイングス旅客機

■2015/3/26　21：09 最終更新■

フランスで３月２４日、飛行機が墜落する事故が起きたとの情報が入りました。

発表によると、墜落したのはドイツの格安航空会社（LCC）「ジャーマンウイングス」の旅客機だということです。

フランス南部のニース近郊で墜落したということですが、機器や人的トラブルまたは気象的なものが原因で墜落した事故であるのか、何者かの手によって意図的に墜落させられたテロ事件などといった類のものであるのか、現時点で詳しいことは不明。

また、この機体は150人～180人乗りのジェット旅客機とのことですが、墜落当時にどれくらいの客が乗っていたのかは分かっていません。

この飛行機墜落事故に関して詳しい情報が入り次第、随時更新していきます。

追記① – 墜落事故の旅客機はエアバスA320型機

その後の発表によると、墜落したのはスペインのバルセロナとドイツのデュッセルドルフを結ぶ「エアバスA320型機」だということです。

事故当時、この旅客機には乗客142人・乗員6人が搭乗していたとのこと。

外務省は現地の大使館と連絡を取るなどして、旅客機に日本人が乗っていなかったかなど確認を進めています。

追記② – 日本人の乗客なしの見方、旅客の生存は絶望か

その後の発表によると、日本人の乗客はいないとみられるということです。

A320型機はスペイン・バルセロナからドイツ・デュッセルドルフに向かっていましたが、日本時間３月２４日午後６時４７分に異常を知らせる救難信号を出し、その後まもなく交信が途絶えました。

墜落地点は、フランス南部「ディーニュ・レ・バン」の山岳地帯。墜落した飛行機の残骸なども見つかっている模様です。

フランスのバルス首相やオランド大統領は今回の墜落事故に関して「詳しい状況は分からないが、全員死亡した恐れが強い」との見方を示しています。

追記③ – 日本人2人が搭乗、永田敏さんと佐藤淳一さん

日本人の旅客は乗っていないとみられていましたが、その後現地の日本総領事館に「この旅客機に複数の日本人が乗っている可能性がある」との問い合わせがありました。

また、墜落した旅客機の搭乗者名簿には、日本人２人の名前があったということです。

搭乗していたとみられるのは、いずれもドイツ・デュッセルドルフ在住の、永田敏さん（６０代）と佐藤淳一さん（４０代）です。

日本政府は２人が実際に墜落した機体に乗っていたかどうかなど、確認を急いでいます。

ドイツの旅客機がフランス南部で墜落　乗客・乗員148人死亡か

2015/3/24 22:00頃にFNNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

Germanwings Plane Crash – french Alps plane crash Germanwings Airbus Crashes in France, 148 dead

フランス南部ニース近郊で飛行機の墜落事故…Twitterでの反応

相次ぐ航空機の事故に対して、Twitter上では心配の声が多く投稿されていました。

ジャーマンウイングス

以下、ジャーマンウイングスについてWikipediaより引用。

ジャーマンウイングス（Germanwings）はケルンに本社を置くドイツの格安航空会社。

1997年にユーロウイングスの一部門としてスタート、2002年に100％出資の独立した企業となった。2009年1月、ユーロウイングスとともにルフトハンザドイツ航空の完全子会社となり、ドイツ国内・欧州各地への運航を行っている。

出典：ジャーマンウイングス – Wikipedia

ジャーマンウイングスの概要

会社名	ジャーマンウイングス
設立	2002年10月27日
本拠地	ドイツ・ケルン
Webサイト	https://www.germanwings.com/en.html

墜落事故現場付近（フランス・ニース）場所の地図