徳島空港で管制ミス、滑走路に作業車が残ったまま着陸指示

最終更新■

4月5日午前11時頃、日本航空便が着陸しようとした際に、滑走路の上に車両が停車したままだったというミスが明らかになりました。

日航455便ボーイング767が徳島空港に着陸する際に、管制官から着陸許可が下りたにも関わらず、滑走路上に作業車両が存在するのをパイロットが発見したため、着陸をやりなおしたとのことです。

管制業務を担当する海上自衛隊の徳島教育航空群によると、管制ミスとのことです。

同群が民間業者に依頼した、滑走路上の距離を示すランプを交換中だったにもかかわらず、着陸を許可してしまった模様。

そして管制官が作業車両に対して、退避するように無線での指示を出し忘れたためとしています。

着陸をやり直したことで到着が32分遅れましたが、乗客59人と乗員8人にケガはなく、機体への異常もないそうです。

航空群の久保内修一司令は「一歩間違えば重大な事故につながるミスで極めて遺憾。原因の究明と再発防止に努める」とするコメントを発表しました。

国土交通省はこの件を、大事故に繋がる恐れのある出来事として、詳しい調査を行っています。

なお、徳島空港は海自が管理運営しており、1本の滑走路を民間機と共用しているとのことです。

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徳島空港で管制ミス、着陸時に滑走路に車…Twitterでの反応

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管制ミスのあった徳島空港の地図

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