社会科教科書に竹島不法占拠と明記に対し、韓国抑え気味の抗議

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4月6日に、中学校の教科書検定結果が公表されました。

今年の社会科の教科書全てに竹島が取り上げられており、地理と公民の9点では日本政府の見解を踏まえて「韓国が不法占拠」していると明記しています。

また、尖閣諸島に関しても「日本国有の領土」と強調するなど、これまで教科書では控えめだった領土に関する記述が一変した内容になっています。

背景には解説書の改定と領土問題への関心が高まった事が挙げられており、「先祖が島に住んでいた事実を知ることで自分のこととして領土への関心を高めてもらうのが狙い」と編集担当者はコメントしました。

これを受けて韓国外務省は抗議の声明を発表しており、「日本が隣国として、信頼を受けながら責任ある役割を果たす意思がないことを証明した」とする内容です。

「韓日国交正常化50周年の意義深い年を迎え、日本政府が誠意ある姿勢で関係改善に努力することを求める」事を訴え、趙太庸第1次官は別所浩郎駐韓大使を呼んで抗議しました。

ただし2014年に出した「強く糾弾する」との声明から比較すると、非難の表現は抑えられているように感じます。

日韓関係のさらなる悪化を避けたいという意向がにじみ出ているようです。

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新検定基準による中学生用の教科書公表 政府見解など盛り込み

2015/4/6 22:00頃にFNNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

教科書検定 政府の統一見解めぐり修正相次ぐ

2015/4/6 18:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

中学校教科書検定、韓国政府が抗議「事実をわい曲している」

2015/4/6 19:00頃にTBS News-iがYoutubeにアップロードした動画

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竹島や尖閣諸島の問題に関するTwitterでの反応

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