銚子市の海鹿島海水浴場にオットセイが漂着-大洗水族館が保護

最終更新■

4月7日に千葉県銚子市の海水浴場に現れた、首にひも状のものが巻き付いて傷ついた状態のオットセイが、翌日の4月8日、アクアワールド茨城県大洗水族館の飼育員らの手で無事に保護されました。

銚子市によると、海鹿島(あしかじま)海水浴場で発見されたのは体長約1mのキタオットセイ。性別は不明ですが3~4歳と推測されています。

首の周りに絡まっているひも状のものが身体に食い込んでおり、首の皮膚が裂けたようにむき出しになるなどのケガを負って、衰弱している状態で発見されました。

発見された日に、県銚子水産事務所と犬吠埼マリンパークの職員が確認したところ、人が近づくと鳴き声を上げながらも、海に戻る様子はなかったそうです。

首周りに大きな傷が見られることから、アクアワールド茨城県大洗水族館が宮内幸雄・銚子海洋研究所長の協力の元、4月8日午前10時ごろに保護することとなりました。

保護作業中にキタオットセイは抵抗するなど、元気な様子を見せていたとのことです。同水族館ではケガの治療をしながらしばらく様子を見て、海に返す予定としています。

銚子市では2014年の1月にも、犬吠埼の海岸で衰弱した様子のキタオットセイが保護されました。

イルカウオッチング船を運航する、銚子海洋研究所の宮内幸雄所長によれば、キタオットセイは4月~5月頃までは、越冬のために銚子沖にも生息しているそうです。

保護されたオットセイの画像

オットセイの画像

画像出典:FNNニュース

スポンサーリンク

千葉・銚子市に衰弱したオットセイ 茨城の水族館職員が保護

2015/4/8 13:00頃にFNNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

首に痛々しい“傷痕”が…海岸に衰弱したオットセイ

2015/4/8 16:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

千葉・銚子の海水浴場にオットセイ、水族館でけが手当てへ

2015/4/8 12:00頃にTBS News-iがYoutubeにアップロードした動画

スポンサーリンク

銚子市の海岸にオットセイが漂着…Twitterでの反応

スポンサーリンク
スポンサーリンク

オットセイが漂着した現場(海鹿島海水浴場)場所の地図

コメント掲示板

コメントが投稿されてから表示されるまでタイムラグが発生する可能性があります。なお、誹謗中傷・煽り・過激的・差別的なコメント、荒らし行為、短い内容や重複コメント、そのほか不適切と判断されたコメントなどは掲載が許可されない場合があります。

書き込む

コメント本文

Copyright© ニュース速報Japan All Rights Reserved.