沖縄市高原で殺人事件-ゆめさき代表が刃物で刺され死亡 夢咲学園

■2015/4/9　17：24 最終更新■

沖縄県沖縄市高原で４月９日、女性が刃物のようなもので刺されて死亡しているのが見つかりました。殺人事件とみられています。

発表によると４月９日午後０時５０分ころ、沖縄市高原7丁目34-29にある「NPO法人サポートセンターゆめさき」の建物１階で、女性が倒れているのが見つかったということです。

倒れていたのは、サポートセンターゆめさきの代表を務める・上江田靜江さん（６３）です。上江田靜江＝うええだ しずえ

遺体の背中には刃物のようなもので刺された痕が残っており、通報を受けて駆けつけた消防により、現場で死亡が確認されました。

第一発見者は同居している娘（２３）で、当時は昼寝をしていたといいます。沖縄県警によると、現場の建物では１階を同法人の事務所として使い、２階で上江田靜江さんと娘が暮らしていたということです。

現時点で目撃者がいないことから犯人像は分かっておらず、無差別に狙われた通り魔的犯行や、盗み目的での強盗犯など、様々な可能性が考えられます。現時点では、上江田靜江さんがトラブルを抱えていたという情報もありません。

沖縄県警は殺人事件として、現場検証や死因の特定を進めるとともに、経緯について詳しく捜査を進めています。

同法人ではフリースクール兼学習塾として、不登校やひきこもりといった児童らへの学習支援を行っていました。上江田靜江さんは１９８６年から活動を開始し、２０１０年ころに法人格を取得。広域通信制･単位制高校の夢咲学園を設立するなど、児童や生徒らへの支援を精力的に行ってきたことがみてとれます。

沖縄市高原で殺人事件…Twitterでの反応

沖縄市高原でサポートセンターゆめさきの代表女性が殺害された殺人事件で、犯人が未だ逃走中であることから、Twitter上では心配の声が多く投稿されていました。

殺人事件現場（沖縄市高原）場所の地図

NPO法人サポートセンターゆめさきのストリートビュー