日経平均株価が一時2万円台へ、15年ぶりの回復-東京株式市場

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4月10日の東京株式市場では、取引開始直後から買い注文が先行しており、日経平均株価が一時2万円台を回復しました。

株価が2万円台に上ったのは取引時間中では、ITバブルと言われた2000年4月17日以来で約15年ぶりとなりますが、直後に利益確保と見られる売りが出たために、終日2万円台をキープとはいかなかったようです。

背景にあるのは今年の1月に欧州中央銀行が量的緩和の実施を決めたことで、世界の株式市場にお金が大量に流れ込んでいることと、日本に対して様々な期待感が持たれているからとされています。

外国為替市場で円安ドル高が定着しており、国内企業の中でも円安で有利になる、輸出企業などの業績拡大に対する期待感が高まりました。

昨年から続く原油安の影響で燃料費などのコストが下がり、各企業の業績が改善されると期待されていることも挙げられます。

さらに業績を上げた大企業を中心に賃金引き上げの動きが出るなど、庶民にお金が回り始める兆しが見えることから、今後の消費が増えて景気回復が期待できるという見方もあります。

2012年12月に発足した第二次安倍政権、そして2013年に日銀が実施した金融緩和とそれに伴う円安効果が出ているとも言えますが、今後も国内や海外の経済や、企業業績を見極める慎重さを忘れないようにしなければなりませんね。

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東京株式市場 日経平均株価、一時2万円台に 15年ぶりの高値

2015/4/10 14:00頃にFNNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

15年ぶり…平均株価が一時2万円の大台を突破

2015/4/10 20:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

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2015/4/10 13:00頃にTBS News-iがYoutubeにアップロードした動画

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