パキスタンでヘリコプター墜落事故-大使ら6人死亡 外交官らのヘリ

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パキスタンで5月8日、外国の代表団の乗ったヘリコプター墜落する事故が起きました。ノルウェーやフィリピンの大使など6人が死亡。

発表によると5月8日、パキスタン北部の学校で、外国の外交官などを乗せたヘリコプターが墜落したということです。

これにより、ヘリコプターのパイロット2人、ノルウェーの大使、フィリピンの大使、マレーシアの大使の夫人、インドネシアの大使の夫人など、計6人が死亡しました。

なお、その他にも複数の負傷者が出ているとみられていますが、詳しい容態などは分かっていません。死者がさらに増える可能性もあります。

事故当時、墜落した現場の学校には児童もいたということですが、子供たちの被害情報なども詳細不明です。

墜落したヘリコプターは、外国の代表団を乗せたヘリコプター3機のうちの1機です。これらのヘリコプターには計37ヶ国による外交使節団が搭乗していました。

現時点で墜落した事故原因は分かっていませんが、一部ではテロを疑う声も挙がっており、インターネット上では騒然としています。

このヘリコプター墜落による外交官(大使)らの死傷事故について、詳しい情報が入り次第、随時更新していきます。

追記① – 日本人の大使は別のヘリに乗り無事

その後の発表によると、日本人の大使は別のヘリコプターに乗っていたということで、無事でした。

また当初3機と発表されていたヘリは4機とみられています。

墜落したのは軍のヘリコプターで、死亡した6人のほか、ポーランドの大使とオランダの大使がケガを負った模様。

パキスタン軍は、ヘリコプターが墜落した原因などについて詳しく調べています。

追記② – タリバンが撃墜を表明、テロか

イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」が、大使ら6人が死亡したヘリの墜落について、「撃墜した」との犯行声明を出しました。

声明によると、標的はパキスタンのナワズ・シャリフ首相だったとしていますが、現時点でこの声明の信ぴょう性は確認できていません。

パキスタンでヘリコプター墜落事故で大使死亡…Twitterでの反応

ヘリコプターの墜落事故はたびたび報道されますが、今回は大使などの要人が乗っており、さらに複数ヶ国の要人が死亡したということで、Twitter上でも衝撃の声が多くみられました。

墜落事故現場付近(パキスタン)場所の地図

以下、ヘリコプターが墜落した事故現場・パキスタンの地図(Googleマップ)。

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