あり得ない強さで頭にきた…高校生ゲームアカウント乗っ取り書類送検

■2015/5/21　14：48 最終更新■

オンラインゲームで対戦相手のアカウントを奪ったとして、高校生の少年が書類送検されました。

不正アクセス禁止法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の容疑で書類送検されたのは、京都市に住む高校２年生の男子高校生（１６）です。

発表によると男子高校生は２０１４年９月２２日、京都市内に住む知人宅のパソコンから、ゲームサイトで他人のアカウントを乗っとった疑いが持たれています。

被害者は神奈川県小田原市に住む主婦の女性（２１）で、アカウントに無断で侵入された上、パスワードが変更されたということです。

主婦が利用していたアカウントのIDやパスワードは、自身の名前や誕生日などが使われており、男子高校生は主婦が公開していたプロフィールから連想してアクセスしたとのこと。

アカウント乗っ取り事件の経緯「あり得ない強さで頭にきた」

神奈川県警小田原署によると、男子高校生は主婦とオンラインゲームで対戦し、負けたということです。

これに対しての腹いせで、男子高校生は主婦のアカウントを乗っとった上、主婦アカウントが所有していたゲーム上のアイテム２２点を盗んでいました。

警察での取り調べに対して男子高校生は「女性があり得ない強さで、頭にきた。アイテムを盗んで困らせてやろうと思った」などと供述し、容疑を認めているとのこと。

関連する犯罪の法定刑（成人の場合）
私電磁的記録不正作出罪…５年以下の懲役または50万円以下の罰金

男子高校生がゲームアカウントを乗っ取り…Twitterでの反応

男子高校生があり得ない強さの主婦に腹をたてアカウントを乗っとった事件について、その幼稚な動機などから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

男子高校生が住む京都市の地図

以下、書類送検された男子高校生が住む京都市の地図（Googleマップ）。

主婦の被害者女性が住む神奈川県小田原市の地図

以下、被害者になった主婦の女性が住む神奈川県小田原市の地図（Googleマップ）。