口永良部島で噴火、火砕流も-噴火警戒レベル5に引き上げ 噴火警報

■2015/5/29　10：56 最終更新■

鹿児島県の口永良部島（くちのえらぶじま）で５月２９日、噴火が発生しました。これを受けて気象庁は、噴火警戒レベルを最大レベルの「５」に引き上げ。

発表によると５月２９日午前１０時前ころ、口永良部島の新岳で爆発的な噴火が発生し、既に火砕流が海岸まで到達しているのが確認されたということです。

山頂の火口付近からは黒い噴煙が高く立ち上っており、遠くからでも目視で確認できるほど。

この噴火を受けて気象庁は口永良部島に噴火警報を発表するとともに、警戒レベルを３から５に引き上げました。

噴火警戒レベル３＝入山規制
噴火警戒レベル５＝厳重な警戒（避難等の対応）

口永良部島の住民の方々は避難が必要だとして、気象庁が警戒を呼びかけています。住民の方は自治体からの情報や、テレビ・ラジオ・インターネットなどで今後の情報に十分ご注意ください。

この口永良部島の新岳での噴火について詳しい情報が入り次第、随時更新していきます。

【追記】
屋久島町は口永良部島の全域に、島外への避難指示を発令。

【緊急生中継 11:30から】気象庁の記者会見「鹿児島県の口永良部島での噴火について」

2015/5/29 THE PAGEがYoutubeで生中継

口永良部島の新岳が噴火、火砕流も…Twitterでの反応

鹿児島県の口永良部島の新岳で大規模な噴火が発生したことを受けて、Twitter上は騒然としています。

噴火発生現場（鹿児島・口永良部島）場所の地図

以下、噴火が発生した鹿児島県・口永良部島の地図（Googleマップ）。