新宿区西早稲田で赤ちゃん遺棄事件-民家の玄関先に新生児を置き去り

■2015/8/6　15：17 最終更新■

東京都新宿区西早稲田で８月６日、生まれたばかりの赤ちゃんが遺棄されているのが見つかりました。保護責任者遺棄事件とみて捜査。

発表によると８月６日午前６時２０分ころ、新宿区西早稲田３丁目にある民家の前で「赤ちゃんが置かれている」などと１１０番通報があったということです。通報者は新聞配達員の男性。

これを受けて警視庁戸塚署の警察官らが現場に駆けつけたところ、民家の玄関先に新生児が置かれていました。

女の子の赤ちゃんで、まだへその緒がついたままの状態だったといいます。衣服は身に着けていませんでしたが、女児にはタオルがかけられており、幸い命に別状はないとのこと。健康状態に問題はなく、外傷もありませんでした。

現場の民家に住む住民は「８月５日の夕方５時半ころには、赤ちゃんはいなかった」などと説明しており、５日夜～６日未明にかけて遺棄されたものとみられています。

警視庁戸塚署は保護責任者遺棄容疑で、母親を探しています。

事件現場は、JR高田馬場駅から東方向に約８００ｍほどの地点にある住宅街の一角。赤ちゃんの近くには女性用の髪留めが落ちていたということで、母親の遺留品である可能性もあります。

住宅玄関先に生まれて間もない赤ちゃんを放置　東京・新宿区

2015/8/6 14:00頃にFNNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

関連法定刑

新宿区西早稲田に赤ちゃん置き去り…Twitterでの反応

新宿区西早稲田の民家前に生まれたばかりの女の赤ちゃんが置き去りにされていた事件について、Twitter上では怒りの声が多くみられました。

事件現場付近（新宿区西早稲田）場所の地図

以下、赤ちゃんが置かれていた事件現場付近・東京都新宿区西早稲田３丁目の地図（Googleマップ）。