新千歳空港で爆弾テロ騒ぎ、飛行機内の5人組の男-爆発物や不審物なし

■2015/12/16　21：10 最終更新■

北海道千歳市美々にある新千歳空港で１２月１６日、爆弾を持っている人物がいるとして、出発を取りやめ乗客が降ろされるなどの騒ぎが起きました。

発表によると１２月１６日夕方ころ、午後５時１５分発の新千歳空港→関西空港行きのピーチアビエーション１０６便エアバスＡ３２０（乗客乗員１６８人）で、爆弾騒ぎが起きたということです。

ピーチアビエーションによると、着席していた５人組の乗客のうち１人の男性が、別の１人を指差しながら「こいつが爆弾を持っている」などと客室乗務員に話したことから、騒ぎに発展したとのこと。

これを受けてピーチアビエーションは、警察に通報し５人を北海道警に引き渡すとともに、機内を調べるなどしましたが、特に爆発物などの不審物は見つかりませんでした。

５人組は警察に身柄を確保され事情を聴かれていますが、現時点で詳しいことはわかっていません。

その後、念のため乗客全員の保安検査をやり直した上で、約２時間遅れで無事出発したということです。

追記 – 爆弾があると冗談？他の乗客が聞きつけ騒ぎに

その後の発表によると、５人組の男性らが「機内に爆弾がある」などと冗談で話していたのを、機内にいた他の乗客が聞きつけ、客室乗務員に伝えたことで爆弾騒ぎに発展したとみられている模様です。

５人組が日本人なのかどうか、成人なのか未成年なのかなど、詳細は発表されていません。

新千歳空港で爆弾騒ぎ、爆発物などの不審物なし…Twitterでの反応

新千歳空港を離陸しようとしていた旅客機の中で発生した爆弾騒ぎについて、結果的に爆発物などの不審物は見つかりませんでしたが、Twitter上では心配の声が多くみられました。

爆弾騒動の現場（北海道千歳市美々）場所の地図

以下、爆弾騒動が発生した現場・北海道千歳市美々「新千歳空港」の地図（Googleマップ）。