広島市南区でカッターナイフ突きつけ事件-男性教師が中1の男子中学生に

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広島県広島市南区の中学校で今年9月、20代の男性教師が生徒8人の口にカッターナイフを突き付けるなどの指導を行っていたことが分かりました。

発表によると9月29日、中学1年生の担任を受け持っていた男性教諭(24)が、自身のクラスで合唱を指導した際に、男子中学生8人の口元にカッターナイフを突きつけたということです。

男子生徒らが口を大きく開けずに歌っていることに激昂し、「もっと口を開けろ」「開けないと当たるよ?いいのか?」などと言いながらナイフの刃を突きつけた模様。

なお、男性教師は学校や教育委員会に対して「刃は出していなかった。口を開ける幅を示すため、口元に持っていったが、脅すつもりはなかった」と説明していますが、被害者の男子中学生の一部は「刃が出ていた」などと説明しています。

この事件は11月20日になって保護者から学校側に相談があり発覚したもの。これを受けて中学校が調査を進めたところ、男性教師はカッターナイフを突きつけたことを一部認め、その後は学校を休んでいるということです。

幸い、被害者の中1男子らにケガはありませんでした。

問題の男性教師、過去にも体罰や暴行

今回の騒動を起こした男性教師は過去にも、生徒を注意する際に足をつかんで振り回す・尻を蹴るなどの暴行を加えていたほか、日常的に「死ね」「ばか」「しばくぞ」などの暴言を発していたということです。

男性教師は今年4月から同校に勤務しており、臨時採用だったとのこと。

広島市教育委員会は不適切な指導だったとして12月17日、この男性教師を減給1ヶ月(10分の1)の懲戒処分としました。また男性教師からは辞職願が出され、これを受理したということです。

生徒の口元にカッターナイフ、広島市南区の中学校…Twitterでの反応

広島市南区の中学校で、男性教諭が生徒の口元にカッターナイフをつきつけた事件について、Twitter上では怒りの声が多くみられました。

体罰が起きた現場付近(広島市南区)場所の地図

以下、体罰事件が起きた現場付近・広島県広島市南区の地図(Googleマップ)。

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