@Copy__writing中の人インタビューで炎上 Twitterコピーライティング フォロワー減少

最終更新■

大量のフォロワーを抱える人気(?) Twitterアカウント「Copy writing@Copy__writing)」の中の人が、インターネットメディア・青春基地からインタビューを受け、大変な炎上騒ぎとなっています。

問題のアカウントは、心に刺さる・強く共感できるような名言などを投稿するTwitterアカウントで、2011年7月から運用されているものとみられます。

パクツイbot「@Copy__writing(コピーライティング)」のTwitterプロフィール

しかしその名言は著名人の発言や書籍、さらには一般Twitterユーザーの発言などをコピペしたものであることから、これまで無断転載されてきたユーザーらがインタビュー記事を見たことで激怒し、炎上へと発展した模様。

以下にCopy writing(コピーライティング)の中の人のインタビュー記事の一部を引用…させていただこうかとも思いましたが、全文を無断転載させていただくこととします。

@Copy_writing中の人インタビュー!「インターネットは、すべての話を良い方向に持って行こうとする傾向があるけど、暗いことは暗いことでいいじゃない、と言いたい」

@Copy writing ,@Fall™というTwitterアカウントをご存知ですか?
ほかにも数々の有名文豪の名言botを発信している中の方の、ちょっぴり大人なインタビューです。この方の言葉は繊細かつ孤独で、たくさんの人がいる街の中でもどこか独りぼっちだと思って歩いている、そんな私たちの影の寂しさを、ストレートに表現されていると思います。

中の人Fallさん
兵庫県出身、東京在住。フォロワーをそれぞれ@Copy writing120万人、@Fall™6万人、など運用。繊細で、心に刺さるような言葉は特に10、20代に人気。

——どんなときに、@Copywritingでつぶやくんですか?
Fall(以下、F):思い立ったらすぐ。会社にいても、仕事しているふりしてメモパッドでぶわっと書き始めたりとかする。
森美加(以下、M):書いている内容は、普段の自分と違う感覚ってありますか?
F:アカウントでは、基本的に若干いい人を演じている。でも、ちょっとだけいい人を演じたい気分だったらいいことを書くし、むかつくと思ったらぐわっと曲げる。

——最近、フォロワーがかなり増えていますね。
F:人間そんなに好かれるわけないから、気持ちが悪いなと思ってるよ。
M:批判もあるんですか?
F:3万人以上のフォロワーがつくと、必ず一人アンチが生まれるみたいだね。わざわざ一人になるために書いてるから、不快な情報を見たら俺は速攻でブロックするけど。
M:大胆なことをおっしゃっているから、批判は怖くないのかと思っていました。
F:だんだん優等生になってしまう感じがあるよね。
でも面白い。俺みたいに本を書いているわけでもない、よく分からない人間に向けて批判するのは滑稽だ。つくる側の人間だから、常に批判される立場にいるんだろうなと思う。

——コピーライターとして文を書くにあたって、気をつけていることはありますか?
F:嘘をつかないこと。例えば古本屋さんのコピーに、古本の汚れを「涙の跡」って書いているのを見つけた。そういう嘘は絶対に言わない。

——LINEやTwitterで質問が来ることはよくあるんですか?
F:いつも。夜中になるにつれ、えぐいものが多くなってくる。
M:どんなの?
F:恋愛系が多くて、失恋したとか浮気されているとか、したとか。きっと彼氏に話すべきかどうか迷っている女性は、浮気の常習犯じゃない。ピュアで汚いことができない人が、俺に相談してくるみたい。
M:不倫には、なんて返したんですか?
F:基本的には肯定派なので、好きにしろと。
M:相談にのることで自分が何か得ている、と思いますか?
F:思う。貴方もそうだと思うけれど、元々悩まないタイプだと思うから。二択なら一つを選んで、ぐわっといくタイプだと思う。だから続けようと思った。
M:すべてのメッセージに返信しているの?
F:100きたら3〜5くらいは返すかな。

——「言葉」は好きですか?
F:大好きだよ。普段はプロデューサーとして広告を作る仕事をしていて、コピーライターや、アートディレクションもやってる。仕事道具であるし、一方で絶対に自分のものでなくて他人のものであるという考えもある。視覚的な表現と同じくらい、言葉の表現もメディアとして強い力があると思う。
M:東京タワーや少女がキスをしている写真をTwitterでみたとき、孤独な感じにすごく共感していました。
F:ありがとう。東京生まれ東京育ちの人は、東京を表現する時にありのままだからすごく羨ましいね。
M:先入観のなさですか?
F:そう、「自分の表現したい東京」ではなく、「切り取った東京」が明らかに東京。例えば、俺が渋谷に行けば、絶対に孤独な女を撮ってやるぞって気持ちになるんだよ、なぜか。でも渋谷の本質ってそうじゃない。みんな寂しさを持っているけれど、何か楽しいことがあるかもって思いもそこにある。
M:東京生まれじゃないんですね?
F:そうそう、地元は兵庫県神戸市。いいところだよ。
M:東京はどんな街ですか?
F:寂しくて大好きだよ。ただ俺は、「寂しい」ということに関してネガティブなイメージは全くない。
M:その寂しさも好きということ?
F:うん、大好きだね。東京には、みんな寂しいと思っている感じがある。東京生まれの人は逆にどう思うの?
M:私も孤独を感じるけど。でも故郷はここしかないと思います。
上京された時、一人で東京は怖くはなかった?
F:怖かったよ。新幹線で泣いた。

Copy writingの中の人「Fall」の写真画像

——どんな学生だったんですか?
F:一年間友達と全く話さない期間とかあった。学校にも行かず、電話がかかってきても全部無視していた。独りでいたかった。でも一人でいても、二人で話していても、結局独りであることには変わりがないと分かって、そういうことはやめた。意味ないなって。
M:どうして一人になりたかったんですか?
F:失恋してたんだよ。
M:でも1年間も全員と連絡を切るのは、苦しくなかったですか?
F:寂しかった。馬鹿なことしてるなぁと思いながらやってたよ。
M:ひとりの状態は寂しいですよね。昼間は忙しくしていても、夜、自分の部屋でひとりになるとすごく辛く感じます。
F:何時くらい?
M:11時過ぎ、とか。書き物をしていても、その時間帯だけは辛くなって。大嫌いなメディアを手にとってしまうんです。 
F:面白いね、嫌いなの?
M:何かに依存して生きている感覚が嫌いです。
F:今の子は大変だね。
M:あまり世代差はないと思うけれど、夜寂しくなることはありました?
F:沢山あるよ。山手線をぐるぐると散歩したりした。きっと「寂しさ」は何かに没頭していたら忘れられると思う。あるいは繋がっていてもいいけれど、誰かと繋がって何か一緒に目標を達成していれば、無駄な寂しさは感じないと思う。

——学生時代、サークルとかは入ってましたか?
F:「かくれんぼ同好会」っていう、かくれんぼをするだけのサークルに入ってたけど、あまり行っていなかった。大学の頃は、サークルにも授業にも行かずに、ずっと図書館にこもってこういうアカウントをつくったり、本を読むことしかしていなかった。
M:本が好き?
F:すごく。どんな本を読むの?
M:重松清、山田詠美が好きです。表現が繊細で。ダークだけれど最後に明るい兆しがある本が好き。私は性善説を信じたいから。
F:三島由紀夫の『金閣寺』がおすすめだよ。あとは江國香織の『ウエハースの椅子』。絶望だからね。
M:読んでみます。Fall™さんは性善説を信じますか?
F:信じるよ。基本的に皆いい奴だと思っている。
M:Fall™さんのアカウントからはそう感じなかったです。
F:いざ誰かに裏切られたときに失望したり、傷ついたりしないように、性悪説を信じる自分も常に隣に置いてるんだと思う。それで自分を守ってもらっている。

——大人になったな、と感じたときはありますか?
F:家庭を持つようになって、終電の時間を気にしたとき、とか。終電が終わってからが夜だと思っていたよ。
M:今、自分が子どもと大人の間にいる気がしていて。大人になりたいけれど、ただの背伸びした子どもなんだろうな、と思うんです。
F:大人なんて存在しないと思うよ。みんなどこかしら、子どもだ。それに俺の前で、今あなたは大人っぽく見えてるから、それでいいと思う。
M:背伸びじゃない?
F:それもいいと思う。

——人付き合いは得意ですか?
F:一言も喋らない人間だと思ってた?よく言われるよ。
M:内向的な方ではなかったんですね。
F:好かれる人と嫌われる人両極端に分かれているけれど、そこは諦めている。結局なるようにしかならないから。

——最後に、FALLさんの夢を教えてください。
F:今みたいなふわふわしたコピーを描きまくって、世の中をおかしくしたい。
M:良い意味でおかしく、ですか?
F:世の中の女の人が「孤独で寂しそうな男が好き」と口を揃えていうような社会を作ってやりたい。コピーで感性を一律にしてやろうと。インターネットは、すべての話を良い方向に持って行こうとする傾向があるけど、暗いことは暗いことでいいじゃない、と言いたい。

(Text:森 美加 / Edit:石黒和己)

編集後記:Fallさんにお会いして、インタビューをすると決めた時から、小説のような記事が書きたいと思っていました。会いに行く前の電車では緊張して、久しぶりに音楽を聞きませんでした。進路や、言葉の遣い方や、それだけではなくて、Fallさんの人としての温かさを記事から感じ取っていただけたらと思います。有難うございました。

森美加
高校1年次に18歳以上の選挙権についてのレポートを書く。カナダに一時期留学。犬を飼っていますが猫派です!笑
過去記事>>「若者のための政治を実現するために、私たちにできること。-森美加(17)」

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つくる側の人間?無断転載された人が激怒

この記事が投稿されたのは1月25日ですが、徐々にこの記事が広まっていき、1月27日頃を境に大炎上へと発展しました。

Fall氏が投稿しているTwitterアカウント「Copy writing」はフォロワー数が約121万人にも達していましたが、1月28日午前8時現在、既に118万人を下回っています。既に約3万人のフォロワーが離れた模様ですが、今も秒単位で数が減っており、今後も減り続けていくものとみられます。

こういった騒動が起きた際、良い話題でも悪い話題でもフォロワー数は急増するのが一般的で、今回のように激減するケースは稀。

特にFall氏の「つくる側の人間だから、常に批判される立場にいるんだろうなと思う」という発言については、無断転載をされていた被害者が「つくっているのはお前じゃないだろう」と激怒。

Fall氏がCopy writingのアカウントを使ってアフィリエイト広告のツイートも行い、莫大な収益を得ている可能性があることも炎上に拍車をかけているのかもしれません。

青春基地には大量のアクセスが集まり、時間帯によっては閲覧できなくなるほどのサーバー負荷がかかっていました。

Copy writing中の人Fall氏について

Fall氏は兵庫県神戸市出身で、現在は東京都内に住んでいる男性。名前は明かされていません。家庭を持っているということで、子供の有無については不明ですが、既に結婚はしているとみられます。1人称は「俺」。

仕事はプロデューサーとして広告を作っており、コピーライターやアートディレクションもやっている(自称)ということです。

学生時代は「かくれんぼ同好会」というサークルに入っていて、上京の際には怖くて新幹線で泣くというセンチメンタルな一面も。

Twitterでは、問題のアカウントCopy writing(@Copy__writing)のほか、Fall™(@No_001_Bitch)を運用しています。しかし後者のアカウントについては現在鍵付きの状態となっており、フォローしている人しかツイート内容などを閲覧することはできません。

なお、アンダーバーの数が違うだけで、@copy_writing、@Copy__writing、@copy___writing、@Copy____writingとアカウントが多数ありますが、全てFall氏が運用しているのかどうかは不明。

@Copy__writingインタビュー騒動の関連リンク

今回の@Copy__writingインタビュー騒動を受けて、ねとらぼなどの有名メディアも含め、多くのWebメディアや個人ブログが事態を取り上げていました。Naverまとめや2ちゃんねるでも祭りに。

関連リンク
@Copy_writing中の人インタビュー!「インターネットは、すべての話を良い方向に持って行こうとする傾向があるけど、暗いことは暗いことでいいじゃない、と言いたい」 – 青春基地
パクツイで人気を得た「Copy writing」がインタビューを受け炎上 フォロワー数が激減する事態に – ねとらぼ
@Copy writing「中の人」はインタビューの返答までパクリであるという地獄展開 – カタダのペンギンな日々
@Copy writingがインタビューされたらしいのでこき下ろすこととする – novtanの日常
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有名botコピーライティングが青春基地インタビューで炎上…Twitterでの反応

有名botコピーライティングが青春基地のインタビュー記事により大炎上したことを受けて、Twitter上では大変な話題となっていました。

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  1. 中の人 特定完了

    現時点での @Copy__writing の管理者は東京三鷹住みの莉里子
    下のアカも一人で管理してんだけど別んとこで炎上してたから晒すわ

    短歌のbot      @tankano_bot        
    ひとひら言葉帳   @kotobamemo_bot
    夜空の短歌bot   @yozoratanka_bot
    言葉帳bot      @kotobacyo_bot
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    小説の中のある一文 @of_the_novel
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    @riricatputi (プライベート垢っぽい)

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