ジカ熱が日本上陸、感染者はブラジル滞在歴ある神奈川県在住10代男性

■2016/2/25　19：51 最終更新■

ブラジルに滞在歴があり現在日本にいる男性が、ジカ熱に感染していることがわかりました。流行が始まった去年５月以降、初の日本上陸。

厚生労働省の発表によると、ジカ熱の陽性反応が確認されたのは神奈川県在住で１０代の男性。

現時点で、この男性がいつ日本に帰国し、どのような場所で過ごしていたのかなど、詳しいことはわかっていません。

画像出典：NHKニュース

厚労省は感染経路について調べるとともに、男性が日本に帰国して以降どのような場所で過ごしていたのかなど詳しく聞き取りを行うとしています。

また、本日２月２５日午後９時からは記者会見を開き、この日本人男性のジカ熱感染に関して説明するとのこと。

２０１５年５月以降、ブラジルなど中南米でジカ熱の感染が広がっていますが、その広がりを見せて以降日本国内で感染者が出たのは今回が初となります。

なお３年前の２０１３年ころには海外でジカ熱に感染し帰国した患者が３人報告されています。

この神奈川県男性がジカ熱に感染したジカ熱日本上陸騒動に関して、詳しい情報が入り次第随時更新していきます。

ブラジル滞在の10代男性がジカ熱に感染、神奈川で…Twitterでの反応

ブラジルに滞在していた神奈川県在住の１０代男性がジカ熱に感染したことを受けて、Twitter上では心配の声が多くみられました。

滞在先の現場（ブラジル）場所の地図

以下、男性がジカ熱に感染したとみられるブラジルの地図（Googleマップ）。

感染した男性の居住地（神奈川県）場所の地図

以下、ジカ熱に感染した男性が住む神奈川県の地図（Googleマップ）。