志免町志免で発砲事件、男性が拳銃で撃たれる殺人未遂-福岡で2年ぶり

最終更新■

福岡県志免町志免で3月13日、男性が拳銃で頭部を撃たれる発砲事件が起きました。

発表によると3月13日午後8時前ころ、志免町志免3丁目で「人が拳銃のようなもので撃たれた」などと119番通報があったということです。

これを受けて救急隊員らが現場に駆けつけたところ、50代くらいの男性が頭部を撃たれ、血を流した状態で現場にいました。

男性はすぐに病院へ搬送されましたが、幸い意識はあり、命に別状はないとみられています。

男性を撃った犯人の男は現場から一時逃走していましたが、警察が周辺を捜索したところ、拳銃を持った高齢の男を発見し身柄を確保。銃刀法違反容疑で逮捕しました。

福岡県警によると、被害者の男性は一緒に酒を飲んでいた男とトラブルになり、頭部に向かって拳銃を発砲されたということです。

現場の飲食店には他にも複数の客がいましたが、撃たれた男性以外にケガ人はいませんでした。

発砲・殺人未遂事件が起きた現場は、福岡市の東隣にあたる志免町の中心部にあたり、銀行や郵便局などがある住宅街の一角。

福岡での発砲事件は減少傾向、負傷者は2年3ヶ月ぶり

福岡県内では定期的に発砲事件が起きていますが、特定危険指定暴力団「工藤会」に対する福岡県警の取締り強化により、最近は減少傾向にありました。

特に発砲事件により負傷者が発生するのは、2013年12月に北九州市若松区で漁協組合長が射殺された銃撃事件以降、2年3ヶ月ぶりとなります。

今のところ、今回の発砲事件で逮捕された高齢の男が、暴力団関係者かどうかはわかっていません。

関連する犯罪の法定刑

銃刀法違反(発射)…無期又は3年以上の有期懲役
銃刀法違反(所持)…1年以上10年以下の懲役
殺人未遂罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役

志免町志免で発砲事件、男性が拳銃で撃たれる…Twitterでの反応

志免町志免で男性が拳銃で撃たれた発砲事件に関して、Twitter上では不安の声が多くみられました。

殺人未遂事件現場付近(福岡県志免町志免)場所の地図

以下、男性が高齢の男に拳銃で発砲された殺人未遂事件現場付近・福岡県志免町志免3丁目の地図(Googleマップ)。

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