白血病で体調不良の男子中学生に暴言 藤沢市立中学校・英語の男性教師

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神奈川県藤沢市にある市立中学校で、白血病を患っている中学2年生の男子生徒に、教師が暴言を吐いていたことがわかりました。

発表によると2015年4月、白血病の男子中学生が英語の授業中に体調を崩し、教師に「保健室に行きたい」と申し出ましたが、50代の男性教師は「吐き気ぐらいで大事な授業を抜けるのか!」と暴言を吐いたということです。

男子中学生はその場で泣き出し、机に伏せたまま授業を受けたといいます。しかし教師の暴言にショックを受けて、翌日から約2週間にわたり学校に登校することができなくなりました。

その後は学校に通学しているということですが、問題の英語教師の授業に関してはボイコットを続けており、英語の授業に関しては別室で別の教師から指導を受けているとのこと。

藤沢市教育委員会はこの暴言事件について、2015年9月に男子中学生の保護者から相談を受けるまで把握していなかったということです。

市教委は「認識が欠けていた。配慮が足りず、生徒や保護者には大変申し訳ない」と陳謝。

調査について英語教師の男性は「申し出た男子生徒が白血病だとはわからなかった」と釈明しています。教師のあいだで白血病の生徒がいることは共有されていたということですが、体調不良を申し出た生徒がその生徒だとはわからなかった、という言い分のようです。

男子中学生は2014年3月に白血病であると診断され、抗がん剤治療などを受けましたが、2015年2月に退院。投薬治療を受けながら学校に通っていました。

白血病の生徒に教師が暴言を吐いたニュースのキャプチャ画像

画像出典:NNNニュース

藤沢市立中学校で白血病の男子中学生に教師が暴言…Twitterでの反応

藤沢市立中学校で白血病の男子中学生に向かって英語教師が暴言を吐いたことについて、病気の副作用が非常に重い病気ということもあり、Twitter上では先生に対する非難の声が多くみられました。一方で、知らなかっただけなのだから騒ぎ過ぎるのは可哀想だ、との声も。

暴言があった現場(神奈川県藤沢市)場所の地図

以下、白血病の男子生徒に暴言を吐いた教師が勤めている中学校付近・神奈川県藤沢市の地図(Googleマップ)。

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  1. ネコニャ

    どこの中学校ですか?

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