羽田空港で火事 大韓航空の飛行機エンジン爆発?航空機火災で滑走路封鎖

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羽田空港で発生した航空機火災の飛行機エンジンの写真画像東京都大田区の羽田空港で5月27日、飛行機のエンジンから出火する火事が起きました。

発表によると5月27日午後0時40分ころ、離陸のため羽田空港のC滑走路を地上滑走中だった大韓航空の航空機の左エンジンから、急に火が噴いたということです。

これを受けて機体はすぐに緊急停止し、乗っていた乗客乗員320名は脱出用のシューターを使用して全員機外に避難しましたが、その際に7人前後が負傷しました。詳しい容態はわかっていませんが、いずれも比較的軽傷とみられています。

火災があったのは、羽田発-金浦行き(韓国・ソウル)の大韓航空2708便、ボーイング777-300型機です。

出火後まもなく消防車が現場に駆け付け、機体に消火剤を吹きかけるなどし、火事は既に鎮火しているとのこと。

左エンジン部分には爆発したような形跡がみられますが、現時点で爆弾などの爆発物・不審物等は見つかっておらず、テロ事件の可能性があるかどうかはわかっていません。

なお、C滑走路で発生した航空機火災の影響を受けて、C滑走路を含めた4本すべての滑走路が閉鎖されるなど、空港の運用に大きな影響が出ている模様。滑走路の運用再開のメドは立っていません。

航空機火災が発生した経緯や事故当時の状況

警察庁などによると、火災が発生した航空機は5月27日午後0時15ころ、定刻の午後0時20分より5分ほど早く113番ゲートを出発したということです。同日午後2時40分にはソウルに到着する予定でした。

そして離陸に向けてC滑走路を地上滑走していたところ、離陸直前に急ブレーキがかかり、停止したということです。

飛行機に乗っていた乗客の話によると、急停止したあとに英語で「Go Out!」と指示があり、全員が一斉にシューターを使って機外に脱出したといいます。

午後0時38分ころには飛行機から管制に「火災が発生、第1エンジンから出火した」と報告が入りました。

現時点で火事の詳しい原因はわかっておらず、警察や消防が原因特定に向けて捜査を進めています。

出火した航空機のエンジンからは白煙が立ち上るなど、現場は一時騒然としました。

羽田空港の滑走路で大韓航空機のエンジンから煙

2016/5/27 13:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

羽田空港・大韓航空の飛行機で火事、エンジンが爆発?Twitterでの反応

羽田空港・大韓航空の飛行機から出火した火事に関して、左エンジン部分に爆発したような形跡がみられることなどもあり、Twitter上では大変な話題となっていました。

火災発生現場(東京都大田区羽田空港)場所の地図

以下、大韓航空機のエンジン部分から火災が発生した現場・東京都大田区羽田空港の地図(Googleマップ)。

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