エアガンで子どもを狙い撃ち 「射程圏内に入った」氏原博之容疑者

■2016/6/02　22：19 最終更新■

東京都足立区西新井本町の自宅で、路上を歩いていた中学生をエアガンで撃ったとして、警視庁西新井署は６月２日に、男を暴行の疑いで逮捕しました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、足立区西新井本町に住む無職・氏原博之容疑者（４３）です。氏原博之＝うじはら ひろゆき

発表によりますと氏原博之容疑者は５月１６日午後６時ころ、足立区西新井本町にある自宅の窓から、自分で改造したライフル型のエアガンを使用して、路上を歩いていた中学１年生の男子生徒（１２）を狙い撃ちし、エアガンの弾を左足に命中させた疑いが持たれています。

新井署によりますと、現場付近でエアガンで撃たれる被害が相次いでおり、周辺の聞き込みなどから氏原博之容疑者の名前が浮上し、自宅を捜索したところ、約２３丁以上の改造したエアガンが見つかり、事情を聴いたところ事件に関わっていることを認めたため逮捕したということです。

警察での取り調べに対して氏原博之容疑者は「改造したエアガンの命中率がどれだけ上がったか確認したかった。子どもの反応が楽しかった」「射程圏内に子どもが入ったから撃った」などと供述し、容疑を認めています。

現場周辺では、２０１５年１２月以降から、小学生の児童がエアガンで撃たれる被害が６件以上相次いでいたということです。新井署は、氏原博之容疑者が関与した可能性が高いとみて捜査を進める模様。

新井署は暴行の疑いとして、氏原博之容疑者から事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進めていく方針です。

「子供の反応楽しんだ」エアガン趣味で“狙い撃ち”

2016/6/02 18:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

関連法定刑

エアガンで子ども狙い撃ち、自宅から改造エアガン23丁以上見つかる…Twitterでの反応

足立区西新井本町の自宅で、路上を歩いていた中学生の男子生徒をエアガンで狙い撃ちした暴行事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

暴行事件現場付近（東京都足立区西新井本町）場所の地図

以下、エアガンで路上を歩いていた中学生を狙い撃ちした暴行事件現場付近・東京都足立区西新井本町の地図（Googleマップ）。