父親が小学生の息子2人に暴行 長男自ら警察に通報 日常的に虐待か

■2016/6/20　22：30 最終更新■

京都府京都市中京区の住宅で、小学生の２人の息子に暴行を加えたとして、京都府警中京署が６月１９日、父親を傷害の疑いで逮捕しました。日常的に虐待していた可能性も。

傷害の疑いで逮捕されたのは、京都市中京区に住む会社員の父親（３９）です。

発表によりますと父親は６月１９日午前１０時半ころ、京都市中京区の自宅マンションの一室で、小学６年生の長男（１１）と、小学３年生の次男（８）の兄弟２人に、顔や腹などを殴る蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。

中京署によりますと、長男自ら「お父さんに殴られた」などと警察に１１０番通報してきたことで事件が発覚したということです。この事件で、兄弟２人は顔や腕などに軽傷を負った模様。

この一家は、父親と息子２人の計３人暮らしで、約１年ほど前に虐待の疑いがあるとして学校側から児童相談所に相談があったということです。

警察での取り調べに対して父親は「殴ったのは間違いありません」などと供述し、容疑を認めたうえで「子ども２人が祖母からもらったお小遣いを盗んだと思って、問いつめた」などと話していた模様。

中京署は傷害の疑いとして、父親から事情を聴くとともに、日常的に虐待はなかったのかなど詳しく捜査を進めていく方針です。

京都市中京区の住宅で、父親が子ども2人に暴行、日常的に虐待かTwitterでの反応

京都市中京区の住宅で、父親が小学生の息子２人に暴行を加え、長男自ら警察に通報した事件で、日常的にも虐待していた可能性もあることから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

傷害事件現場付近（京都府京都市中京区）場所の地図

以下、父親が息子２人に暴行を加え、長男自ら警察に通報した傷害事件現場付近・の地図（Googleマップ）。