所持金42円で高級ラウンジで豪遊 周りの客や従業員に大盤振る舞い

■2016/6/21　20：56 最終更新■

京都府京都市中京区木屋町の高級ラウンジで、所持金４２円しか持たず、支払いできないことをわかったうえで豪遊したとして、京都府警中京署は６月２１日、無職の男を詐欺の疑いで逮捕しました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職・江口功一容疑者（３５）です。

発表によりますと江口功一容疑者は６月２０日午後９時１５分ころから２１日午前１時半ころまでの約４時間、京都市中京区木屋町の高級ラウンジで、支払いができないことをわかったうえで豪遊したとして、詐欺の疑いが持たれています。

中京署によりますと、江口功一容疑者は、所持金４２円しか持っていないにもかかわらず、代金を支払うように装い、ビールや高級なシャンパン、出前寿司など代金約１３万７０００円相当の注文をしたということです。

また、江口功一容疑者は１人で入店し、周囲にいた客や従業員に酒などを振る舞い、豪遊していた模様。

その後、所持金４２円しか持ってなかった江口功一容疑者は、会計時に「お金をおろさないと払えない」「ホテルにお金を忘れた」などと従業員らに嘘を言った後「４２円しか持ってないので代金を払えない」などと話したことで事件が発覚しました。

警察での取り調べに対して江口功一容疑者は「酒を飲みたくて我慢できなかった」などと供述し、容疑を認めています。

中京署は詐欺の疑いとして、江口功一容疑者から事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進めていく方針です。

京都市中京区木屋町の高級ラウンジで豪遊、所持金42円…Twitterでの反応

京都市中京区木屋町の高級ラウンジで、無職の男が、支払いをできないのにもかかわらず豪遊したとして詐欺の疑いで逮捕されたことについて、Twitter上でも大変な話題となっていました。

詐欺事件現場付近（京都府京都市中京区木屋町）場所の地図

以下、無職の男が所持金４２円で豪遊した詐欺事件現場付近・京都府京都市中京区木屋町の地図（Googleマップ）。