砂浜に自分で掘った穴が崩れ男性が埋もれて死亡 鎌倉市稲村ヶ崎

■2016/8/14　01：55 最終更新■

神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎の海岸で８月１３日、男性が砂浜に自分で掘った穴に埋まり死亡する事故が起きました。

この事故で死亡したのは、東京都に住む男性（４９）です。

発表によりますと８月１３日午後３時２０分ころ、鎌倉市稲村ヶ崎の稲村ヶ崎海岸で、男性の家族から「砂浜に男性が埋まってしまった」などと、消防局に１１９番通報があったということです。男性の姿が見えないことに家族が気付き、周囲を探したところ、男性が砂に埋もれた状態で発見された模様。

この通報を受け消防隊や警察官らが現場に駆けつけたところ、男性の全身が砂浜に埋まり、身動きがとれない状態だったということです。

男性は、消防隊や周囲にいた人達の懸命の救助活動により救助されましたが、意識不明の状態だったということです。その後、男性は病院に救急搬送されましたが、搬送先の病院で間もなく死亡が確認されました。

神奈川県警鎌倉署によりますと、男性は家族や友人らと稲村ヶ崎海岸に海水浴に来ており、波打ち際から離れた砂浜で、１人で穴を掘っていたということです。警察は、男性が深い穴を掘っていたことから、周囲の砂が崩れて頭の先まで埋まってしまった可能性が高いとみて調べています。

事故現場は、海水浴場として営業していませんが、遊泳は禁止されていませんでした。

鎌倉署は、目撃者から事情を聴くとともに、事故当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

鎌倉市稲村ヶ崎の海岸で死亡事故、自分で掘った穴に埋もれる…Twitterでの反応

鎌倉市稲村ヶ崎の海岸で、男性が１人で砂浜に穴を掘っていた際、周囲の砂が崩れて埋もれた死亡事故について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

事故現場付近（神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎）場所の地図

以下、男性が自分で掘った穴に埋まって死亡した事故現場付近・神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎の地図（Googleマップ）。