江東区役所で刃物女が暴れる事件 精神疾患の生活保護受給者が職員脅す

■2016/9/5　18：12 最終更新■

東京都江東区東陽にある江東区役所で８月５日、刃物を持った女が暴れる事件が起きました。

発表によると８月５日午前１１時前ころ、江東区東陽４丁目の江東区役所から「包丁を持った女が窓口で騒いで暴れている」などと、１１０番通報があったということです。

これを受けて警視庁深川署の警察官らが現場に駆けつけたところ、女がケースワーカーの男性（２２）に包丁を突き付けて脅すなどしていたことから、その場で身柄を確保し、暴力行為等処罰法違反の容疑で現行犯逮捕しました。

現場には区役所を訪れていた区民や来訪者、区役所職員など大勢の人々がいましたが、幸いケガ人はいなかったということです。

女は生活保護の受給者で、生活保護の申請窓口を訪れて病院の転院費用を要求していた模様。

犯行直前の同日午前９時半ころには、女は区役所に電話して「包丁を持って、刺し殺しに行くからな」などと話しており、転院費用について以前から掛けあっていた可能性もあります。

警察での取り調べに対して女は「包丁を持って、立っていただけだ」などと供述し、容疑を否認しています。

容疑者は江東区内に住む６１歳の女で、精神疾患を患っていることから、深川署は刑事責任能力の有無も含めて慎重に捜査を進めています。

利用者や関係者らが建物から一時避難するなど、現場は一時騒然としました。

江東区役所で刃物女が暴れる、精神疾患の生活保護受給者…Twitterでの反応

江東区東陽の江東区役所で生活保護受給者の女が刃物を持って暴れた事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

事件現場（東京都江東区東陽）場所の地図

以下、刃物女が暴れた事件現場・東京都江東区東陽４丁目１１－２８「江東区役所」の地図（Googleマップ）。