岐阜市野一色の郵便局で強盗事件「これ爆弾だ」と脅し現金奪って逃走
■ 最終更新■
岐阜県岐阜市野一色の郵便局に9月8日、男が小さな箱を持って押し入り「爆弾だ」などと脅し、現金を奪って逃走した強盗事件が起きました。
発表によりますと9月8日午前11時55分ころ、岐阜市野一色2丁目の岐阜北長森郵便局に、男が段ボールのような小さめの箱を所持し「これは爆弾だ、金を出せ」などと脅したということです。
その後、男はナイロン製の袋に現金を入れるよう指示し、郵便局員が現金約100万円を入れると、箱をその場に置いて逃走した模様。
郵便局に設置されている非常通報装置を通じて岐阜県警岐阜中署に110番通報があったことで事件が発覚しました。
この通報を受け岐阜中署の警察官らが現場に駆けつけたところ、男はすでに現金約100万円を奪って逃走しており、郵便局内には男が爆弾と示した小さい箱が置いてあったということです。当時、郵便局内に客はいませんでした。
岐阜中署によりますと、警察は爆発物処理班を出動させ、周辺に住む住民に外に出ないよう呼びかけ、周囲の通行を規制するなどし安全確保をしたということです。その後の捜査の結果、箱の中身は爆発物ではありませんでした。
逃げた男の特徴は、身長約170㎝で、年齢は40代くらいで、サングラスを掛けており、紫色のパーカーを着用していたとみられています。
この強盗事件に対してインターネット上では「爆弾はビックリするよね」「テロかと思った」「本物の爆弾じゃなくてよかった」「新手の強盗だな」などと様々な声が多数見られました。
岐阜中署は強盗事件として、郵便局内に設置された防犯カメラの映像解析を進めるとともに、逃げた犯人の行方を追っています。
箱を置いて「爆弾やぞ!」 男が100万円奪い逃走
2016/9/8 19:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画
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強盗罪…5年以上の有期懲役
岐阜市野一色の郵便局で強盗事件「爆弾だ、金をだせ」…Twitterでの反応
岐阜市野一色の郵便局で、男が小さめの箱を持って押し入り「爆弾だ」などと脅し、現金を奪って逃走した強盗事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。
近所の郵便局であった強盗、爆弾処理班まで来たらしくてさぁ、迷惑やてぇ〜〜(´Д` )
— どめこ@DIO承・叔父甥漫画 (@domedomeko) 2016年9月8日
郵便局強盗の武器"爆弾って書いてある箱"らしいで
— のぶ (@NOBU_009) 2016年9月8日
岐阜市の野一色郵便局で爆弾強盗事件発生したらしい。まだ捕まってないらしいから近辺の方はお気をつけて!
— 無名の戦士 (@mumeinosennsi) 2016年9月8日
近所 で 郵便局 の 強盗 、 爆弾 、
大丈夫 ですか 、 長森
警察 沢山 いるらしいけど
帰れないから
岐阜駅 で スタバ 飲んで 勉強 してんだけど 、親 早く来て 、帰りたい
— ____h i b a r i ♡ (@___h__t___0509) 2016年9月8日
ここらへんに爆弾もった強盗が逃走しとるんやってね笑
— くしだちなみ (@CNM_RCHY4) 2016年9月8日
岐阜で強盗!?
怖いなー……
早く捕まって欲しいなー……— みき@低浮上 (@xxrb7560) 2016年9月8日
岐阜県岐阜市 長森北郵便局で強盗事件が発生。
この辺りを通る時は注意されたし。— けい♨️ (@geldalsy) 2016年9月8日
野一色で銀行強盗か…
犯人出てきて…
僕が捕まえてあげる
— Re:でろから始める無職生活 (@deroriru) 2016年9月8日
強盗事件現場(岐阜県岐阜市野一色)場所の地図
以下、男が箱を持って押し入り「爆弾だ」と脅して現金を奪った強盗事件現場・岐阜県岐阜市野一色2丁目6−9「岐阜北長森郵便局」の地図(Googleマップ)。
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1ヶ月後、犯人は逮捕されました。琴塚に住む男性でした。
たいてい、この種の事件は犯人が逮捕されると報道されなくなるものですが、1人の若手新聞記者が裁判を傍聴し続け、年度末の囲み記事で所見を纏めていました。
この男性は塗装工だったかで真面目に働いていて、奥さんと小学生の娘さんがいらっしゃいました。
しかし事件の半年ほど前に仕事現場で大怪我を負い、退職を余儀なくされただけでなく、以後の再就職も難しい身体になってしまったそうです。退職に伴って、収入も途絶えました。
そこで今回の事件を起こし、奪った100万円のうち10万円で、最後の家族旅行をしたそうです。そして残りの90万円を「当面の生活費に…」と奥さんに渡し、自身は海に身投げしたそうです。自身には自殺でも下りる生命保険が掛けられていました。でも、波で海岸に戻されてしまい、そこを近隣の住人に発見・保護・通報されて、今回の事件の犯人と分かってしまいました。
裁判では、懲役4年の実刑判決が下りました。最後まで裁判を傍聴した奥さんは「帰ってくるまで待ちたいと思います」と記者の語ったそうです。
起こした事件は決して軽いものではありませんが、事情も事情なので、なんとか出所後の立ち直りに期待したいものです。今度は自分1人で抱え込まず、奥さんと何でも話し合って前に進んでゆける人生を歩んでください。
1ヶ月後、犯人は逮捕されました。琴塚に住む男性でした。
たいてい、この種の事件は犯人が逮捕されると報道されなくなるものですが、1人の若手新聞記者が裁判を傍聴し続け、年度末の囲み記事で所見を纏めていました。
この男性は塗装工だったかで真面目に働いていて、奥さんと小学生の娘さんがいらっしゃいました。
しかし事件の半年ほど前に仕事現場で大怪我を負い、退職を余儀なくされただけでなく、以後の再就職も難しい身体になってしまったそうです。退職に伴って、収入も途絶えました。
そこで今回の事件を起こし、奪った100万円のうち10万円で、最後の家族旅行をしたそうです。そして残りの90万円を「当面の生活費に…」と奥さんに渡し、自身は海に身投げしたそうです。自身には自殺でも下りる生命保険が掛けられていました。でも、波で海岸に戻されてしまい、そこを近隣の住人に発見・保護・通報されて、今回の事件の犯人と分かってしまいました。
裁判では、懲役4年の実刑判決が下りました。最後まで裁判を傍聴した奥さんは「帰ってくるまで待ちたいと思います」と記者の語ったそうです。奪った100万円も、捕まって初めて強奪したお金だと知り、残っていたお金と、足りない分は親戚やら色々なところから借りて工面して、即座に郵便局に返したそうです。(それで郵便局とも和解が成立しました。)
起こした事件は決して軽いものではありませんが、事情も事情なので、なんとか出所後の立ち直りに期待したいものです。今度は自分1人で抱え込まず、奥さんと何でも話し合って前に進んでゆける人生を歩んでください。