車掌が制服脱ぎ捨て線路に侵入 客と口論で高架から飛び降り重傷 東花園駅

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大阪府東大阪市吉田の近鉄奈良線東花園駅で9月21日、別の駅で起きた人身事故の対応をしていた車掌が利用客と口論になり、制服や帽子を線路内に投げ捨てたのち、線路内に侵入し、高架線路の柵から飛び降りたトラブルがありました。

発表によりますと9月21日午前10時半ころ、東大阪市内の近鉄奈良線河内小阪駅の構内で発生した人身死亡事故で、男性車掌(26)が東花園駅の利用客に応対していた際、利用客と口論になったということです。

その後、男性車掌は突然、制服と帽子を線路に脱ぎ捨てたのち、ホームから線路内に侵入し線路上を走って逃走し、高さ約7mの高架線路の柵から飛び降りたということです。

以下は、男性車掌が線路に制服などを脱ぎ捨てて逃走した現場を東花園駅にいた利用客がスマートフォンで撮影し、Twitterに投稿していたものです。

男性車掌は、病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けた結果、腰などの骨を折る重傷を負っていました。

近鉄によりますと、河内小阪駅での人身事故後、奈良線を走る電車が一時運転を見合わせるなどし、男性車掌が乗務する電車は東花園駅で運転中止になったということです。そこで男性車掌がホームで利用客への状況説明などの対応に当たっていましたが、その際に利用客と口論になり、激昂して線路内に侵入しました。

目撃者によりますと男性車掌は「もう死にたい」「嫌なんや」などと叫びながら線路上を走って逃走し、高架線路の柵から飛び降りたということです。

この東花園駅でのトラブルに対してインターネット上では「いろいろストレス抱えてるんだな」「なんでだろう、車掌が可哀想になる」「人身事故起こしたの車掌じゃないのに・・」「服を脱ぐ意味あったのか」などと様々な声が多数見られました。

近鉄によりますと取材に対して「詳細を確認中だが、お客様対応中の車掌が不適切な行動を引き起こし、心からおわびします」などと話しました。

近鉄の車掌が客と口論、制服脱ぎ捨て線路に侵入し高架から飛び降りる…Twitterでの反応

東大阪市吉田の近鉄奈良線東花園駅で、利用客と口論になった男性車掌が、制服や帽子を線路上に脱ぎ捨て線路に侵入したのち、線路上を走って逃走し高架から飛び降り重傷を負ったトラブルについて、Twitter上でも大変な話題となっていました。

車掌が線路に侵入した現場(大阪府東大阪市吉田)場所の地図

以下、車掌が線路に侵入し高架から飛び降りた現場・大阪府東大阪市吉田六丁目「東花園駅」の地図(Googleマップ)。

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