白岡市立菁莪小学校で教師が男子児童を殴る傷害事件 あごの骨折る重傷

■2016/10/16　23：21 最終更新■

埼玉県白岡市の小学校で、授業中に小学生の男児の顔を殴りあごの骨を折った事件で、埼玉県警久喜署は１０月１６日、傷害の疑いで教師の男を逮捕しました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、杉戸町倉松に住む白岡市立菁莪小学校の特別支援学級の教諭・伊東孝容疑者（５４）です。伊東孝＝いとう たかし

発表によりますと伊東孝容疑者は１０月１２日午後２時ころ、白岡市上野田にある市立菁莪小学校で、小学４年生の男子児童(１０)の顔を拳で数回殴り、あごの骨を折るなどの重傷を負わせた疑いが持たれています。

下校時間になって、顔を殴られた男子児童の口元から血が出ているのを、別の教諭が見つけたことで事件が発覚しました。男子児童は手当を受けずそのまま授業を受けていました。

久喜署によりますと、伊東孝容疑者はDVDを観る授業で、男子児童の授業態度に腹を立て顔面を２回殴ったということです。伊東孝容疑者は、今年４月から特別支援学級の担任をしていました。

警察での取り調べに対して伊東孝容疑者は「男子児童に腹を立て、顔面を殴ってしまった」などと供述し、容疑を認めています。

この傷害事件に対してインターネット上では「子供に大人げない」「教育だからって暴力はよくない」「やりすぎだろ」「教師が弱いものイジメか」などと様々な声が多数見られました。

久喜署は傷害事件として、伊東孝容疑者から事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

白岡市の小学校で傷害事件、教師に顔面殴られあごの骨折れる…Twitterでの反応

白岡市の市立菁莪小学校で、教諭が男子児童の顔を殴りあごの骨を折るなどの重傷を負わせた傷害事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

傷害事件現場（埼玉県白岡市上野田）場所の地図

以下、教諭が男子児童の顔面を殴りあごの骨を折る傷害事件現場・埼玉県白岡市上野田 上野田１０１−１「白岡市立菁莪小学校」の地図（Googleマップ）。