殺人予告した中学生を威力業務妨害で補導 Twitterに「殺人ゲーム開始」

■2016/11/12　20：31 最終更新■

福岡県内の小中学生に対して、Twitter（ツイッター）を利用し殺人予告を書き込み、県教育庁の業務を妨げたとして、福岡県警博多署は１１月１２日、威力業務妨害の疑いで中学生の少年を補導しました。

発表によりますと１１月４日～６日の間に、福岡県内の中学校に通う少年（１４）が、Twitter上に「殺人ゲームの始まりだ」「トラックに十分注意するように」などと書き込み、県教育庁の業務を妨げたということです。

博多署によりますと、少年はインターネット上で話題になっていた殺害予告など真似したとの趣旨の話をしており、秋田県や福島県に対しても同様のような書き込みをした疑いが持たれているということです。

また、福岡県では４日に、３市に対して小中学生の殺害をほのめかすメールが送られてきていましたが、警察は別人の犯行とみています。

警察での取り調べに対して少年は「反響が気になった」などと供述し、容疑を認めています。少年は福岡地検に書類送検する方針です。

この殺害予告で少年が補導されたことについてインターネット上では「犯人が中学生とは・・・」「殺人ゲーム開始されなくてよかった」「最近の中学生恐いな」などと様々な声が多数見られました。

博多署は威力業務妨害の疑いとして、少年から事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進める方針です。

福岡県の小中学生に対しての殺害予告で中学生の少年を補導…Twitterでの反応

福岡県の小中学生に対して「殺人ゲームの始まりだ」などとツイッター上に書き込んだ中学生の少年が威力業務妨害の疑いで補導されたことについて、Twitter上でも大変な話題となっていました。

殺人予告のあった現場付近（福岡県）場所の地図

以下、中学生の少年が小中学生に対して殺人予告をした現場付近・福岡県の地図（Googleマップ）。