川崎市中央療育センターで事故 添い寝中に男児に覆いかぶさり窒息死か

■2016/12/29　11：35 最終更新■

神奈川県川崎市中原区井田の川崎市中央療育センターで、入所していた男児が就寝中に窒息死する事故が起きました。

発表によりますと１２月２６日未明、川崎市中原区井田の川崎市中央療育センターで、女性職員（２０）が、寝付かない男児（９）を寝かそうと添い寝をしているうちに眠ってしまったということです。

女性職員は約２時間後に目が覚め、添い寝をしていた男児を確認したところ意識がなかったということです。

男児は病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けましたが、間もなく死亡が確認されました。その後、司法解剖を行った結果、男児は窒息死の可能性が高いことが判明しました。

神奈川県警によりますと、添い寝をしていた女性職員が男児に覆いかぶさり、口や鼻を塞ぐ状態になったことで窒息死したとみて調べているということです。男児は今月２３日から川崎市中央療育センターに入所していました。

警察での取り調べに対して女性職員は「起きると男児に覆いかぶさっていた」などと話しました。

この事故に対してインターネット上では「可哀想な事故ですね」「赤ちゃんと寝るの恐くなった」「子供と寝るの危ないな」などと様々な声が多数見られました。

神奈川県警は業務上過失致死の疑いも視野に、女性職員から事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

川崎市中央療育センターで死亡事故、就寝中に男児が窒息死…Twitterでの反応

川崎市中原区井田の川崎市中央療育センターで、女性職員と添い寝をしていた男児が窒息死した死亡事故について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

死亡事故現場付近（神奈川県川崎市中原区井田）場所の地図

以下、男児が就寝中に窒息死した事故現場付近・神奈川県川崎市中原区井田３丁目１６−１「川崎市中央療育センター」の地図（Googleマップ）。