観光バスと乗用車が衝突事故 運転手が走行中に病死か 上市白鳥町長滝

■2017/1/12　23：38 最終更新■

岐阜県郡上市白鳥町長滝の国道で１月１２日、観光バスが対向車線にはみ出し乗用車と衝突する事故が起きました。

発表によりますと１月１２日午後３時３０分ころ、郡上市白鳥町長滝の国道１５６号で、福井県鯖江市に住む「いづみ観光バス」の男性社員（６８）が運転する観光バスが、対向車線にはみ出し郡上市に住む女性（５８）が運転する乗用車に衝突したということです。

この事故で、観光バスを運転していた男性が死亡し、乗用車を運転していた女性が軽傷を負いました。また、観光バスに乗っていた乗客４１人と、もう１人の乗員の計４２人にケガはありませんでした。

岐阜県警郡上署によりますと、死亡した観光バスを運転していた男性に致命傷とみられる外傷はなく、乗客から「男性運転手が事故直前に苦しみ出した」などという目撃証言があったことから、男性は運転中に病気が発症し死亡した可能性が高いとみられています。

観光バスは、郡上市の観光を終え、福井県に戻る途中でした。事故現場は国道１５６号の片側１車線の緩やかな左カーブです。

現時点では、観光バスを運転していた男性の死因などについての詳しい情報はわかっておりません。

郡上署は、観光バスに乗っていた乗客などから事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

郡上市白鳥町長滝で衝突事故、観光バスが対向車線はみ出し衝突…Twitterでの反応

郡上市白鳥町長滝の国道１５６号で、乗客４１人を乗せた観光バスが対向車線をはみ出し乗用車と衝突した事故で、バスの運転手が走行中に病死していた可能性もあることなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

事故現場付近（岐阜県郡上市白鳥町長滝）場所の地図

以下、観光バスが乗用車と衝突した事故現場付近・岐阜県郡上市白鳥町長滝の地図（Googleマップ）。