横浜市教育委員会いじめ認定せず 福島から避難の小学生150万円「恐喝」
■ 最終更新■
福島県から神奈川県横浜市に自主避難した中学1年生の男子中学生が、小学生だったころに同級生からいじめを受けていた問題で、横浜市教育委員会の対応が酷いと話題になっています。
男子生徒は小学生だった当時、同級生から「賠償金をもらっているだろう」と言われ、遊ぶ金として総額約150万円を払わされていたとされています。
しかしこの行為についてはいじめと認定されていないことから、男子生徒側がこの行為についてもいじめと認定するよう求めていました。
この件について横浜市教育委員会は1月20日、「いじめと認定することは難しい」という見解を示しました。
理由として岡田優子教育長は「関わったとされる子どもたちが『おごってもらった』と言っているからいじめではない」といった旨の説明をしています。
小学5年生が150万払っている時点で『普通じゃない』なのに、いじめた側の意見だけ取り上げて『「おごってもらった」と言っている』とか『いじめという結論を導くのは疑問がある』って、この岡田優子教育長に大変『疑問がある』んですが。 #nhk #首都圏ネットワーク pic.twitter.com/LtoqZsQNBO
— 猫又にゃぉ助@宿毛湾泊地所属提督 (@nekomata_nya) 2017年1月20日
また「金銭の授受はいじめから逃れるための行為だった」とも話しており、その理解しがたい見解に一般市民は激怒。インターネット上では批判の声が多数みられ、炎上へと発展しています。
横浜市のいじめの第三者委、凄まじいな。「いじめから逃れるためにお金を払わされていただけでいじめではない」という超結論。/金銭要求「いじめ認定困難」=教育長が見解、原発避難―横浜(時事通信) https://t.co/GL4xCdC1kr
— 高 史明(TAKA, Fumiaki) (@Fumiaki_Taka) 2017年1月20日
以下は、被害者生徒の手記の抜粋です。
いじめ被害者の男子中学生の手記(抜粋)
朝日新聞デジタルに掲載されている、いじめ被害者の男子中学生の手記。
「(加害側の)3人から…お金をもってこいと言われた」
「○○(加害側の名)からはメールでも言われた」
「人目がきにならないとこで もってこいと言われた」
「お金もってこいと言われたとき すごいいらいらとくやしさがあったけど ていこうするとまたいじめがはじまるとおもって なにもできずに ただこわくてしょうがなかった」
「ばいしょう金あるだろと言われ むかつくし、ていこうできなかったのもくやしい」
「○○○(加害側の名) ○○(加害側の名)には いつもけられたり、なぐられたり ランドセルふりま(わ)される、かいだんではおされたりして いつもどこでおわるか わかんなかったのでこわかった」
「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった。なにもていこうできなかった」
「いままでいろんなはなしをしてきたけど (学校は)しんようしてくれなかった」
「なんかいもせんせいに言(お)うとするとむしされてた」
「いままでなんかいも死のうとおもった。でもしんさいでいっぱい死んだから つらいけどぼくはいきるときめた」
男子中学生は当該小学校を卒業後、現在はフリースクールに通っているということです。
岡田優子教育長は今回の問題について「第三者委員会の答申を覆すのは難しい」と話していることから、いじめと認定する可能性は低いものとみられています。
しかしインターネット上では横浜市教育委員会へのクレーム窓口が拡散されるなど、一般市民の怒りは頂点に達していることから、今後の教育委員会の対応に注目が集まります。
クレーム窓口として拡散されている横浜市教育委員会のWebサイト:横浜市教育委員会 【お問い合せ】横浜市教育委員会
福島と東京の中学生が“避難いじめNO”メッセージ
2017/1/21頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画
また・・・原発避難“いじめ”女子生徒に「菌」 新潟
2017/1/21頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画
“避難いじめ”対応のまずさ謝罪 生徒、登校できず
2017/1/21頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画
福島から横浜に避難した生徒がイジメ恐喝事件の被害に…Twitterでの反応
福島から横浜に避難した男子生徒が、小学生だった当時同級生に約150万円もの金銭を奪われたイジメ恐喝事件について、Twitter上では横浜市教育委員会に対する怒りの声が多数みられました。
150万のおごりは、小学生でも中学生でも同期社員同士でもいじめだと思うよ。本部長が社員におごってやったとかじゃないんだから。
— さとり (@zgmf_x13a) 2017年1月22日
横浜の岡田優子教育長さんは、子供が150万おごってもらうこともあり得る、という太っ腹な方らしいので、できれば今度ニューグランドあたりのランチでもちょっと奢ってもらえないかお願いしてみたい。
— 朱い狸の鼓の音 (@akane243) 2017年1月22日
岡田優子教育長の子供や孫に対して「いじめられたくなければ金をよこせ」って金を巻き上げても、150万円以下なら警察も動かんし、「いじめは行われる前だった」って事で問題にもしませんって言ってるんでしょ?
チャンスじゃん。
何人孫がいるかわからんが、いい金になるぞ。— ひげダンディ(1さい) (@handsome_m_tw) 2017年1月22日
イジメの方は、認定できなさそうな理由もいろいろ考えられるが、それをモニョモニョとしか言えないのは多分横浜市教委も同じ理由なんだろう
— 新元号「柴犬」 (@tmfm21) 2017年1月22日
自分用メモ:横浜では小学5年生に150万円払わせてもイジメにならない。岡田優子教育長の発言。岡田に子供いるなら150万円稼ぐチャンス
— ゆー (@namaniku0127) 2017年1月22日
なんの収入もない普通の小学生が150万なんて大金他人に渡してる時点でおかしいと思えよ、他人に金出せ奢れって言い寄られてるんだぞ?いじめじゃなけりゃ恐喝罪なんだよ
— 睦月 (@mtk_1_j) 2017年1月22日
小学生が150万払わされる?のが、なぜ遊興費でいじめにあたらないのか。基づいている根拠法律が何なのかを知りたい。非を認めず、自分の首さえ守れればいい、自分さえ良ければいい、その成れの果てが東芝の不正会計であり、(一部の)政治ゲームがお得意のクソみたいな政治家だよね。空しい人生だね
— tool校 (@tuelko) 2017年1月22日
小学生が150万払わされていじめ認定出来ないとかそんな認定する議論要らないから
恐喝事件でしょ?
未成年がどうとか言うなら親捕まえてよ— 群青ヒーロ (@isurugiohkami) 2017年1月22日
“150万円の支払い” いじめ認定は困難 横浜市教委が発表
なら、イジメとしてではなく立派な"恐喝・刑事事件"として正当な罰を与えるべき。
そして、何故加害者優位の立場になってしまうのか、理由は簡単"大事にしたくないから。自分達の保身で精一杯だから"だと思う。— -Kaz-@LISA SSA両日当選!! (@sid_natukoi) 2017年1月22日
岡田優子教育長に子供がいないか心配。
おごってもらいたい— 1枚目は嬉しかったのにぽにゅう (@ponyuuZ) 2017年1月22日
横浜市教育委員会(神奈川県横浜市中区真砂町)場所の地図
以下、横浜市教育委員会がある場所・神奈川県横浜市中区真砂町の地図(Googleマップ)。
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