中2の生徒が自殺を図り電車にはねられる スマホにメッセージ 津市垂水

■2017/2/18　19：16 最終更新■

三重県津市垂水の線路上で、中学２年の男子生徒が電車にはねられ死亡する事故が起きました。自殺とみられています。

発表によりますと２月１７日午後７時４０分ころ、津市垂水にある近鉄名古屋線の津新町駅～南が丘駅間の線路上で、津市に住む中学２年生の男子生徒（１３）が松阪行き急行電車にはねられたということです。

現場から約１３０m北東方向にある公園のベンチで、男子生徒のものとみられる巾着袋が見つかり、中には教科書などと一緒にスマートフォンが入っていました。

男子生徒のスマートフォンには「自殺することに決めました」などと自殺をほのめかす内容の文書が書かれていました。また、家族や学校関係者や友人らに向けた感謝の気持ちも書き込まれていました。

男子生徒が自殺を図った動機などについての内容は書き込まれていなかった模様。

三重県警津署によりますと、当時、急行電車を運転していた運転士が線路に立ち入っている男子生徒を発見し、急ブレーキをかけましたが間に合わなかったということです。この人身事故で、乗客約１８０人にケガはありませんでした。

男子生徒の通っていた中学校では定期的に面談を行っていたということですが、男子生徒に対してのイジメやトラブルなどは確認されていませんでした。

現時点では、男子生徒が学校でイジメられていたのかどうかなどについての詳しい情報はわかっておりません。

校長は取材に対して「自殺を図るほど特に何かに悩んでいたという事実は確認していません」などと話しました。

津市垂水で中学2年の生徒が自殺、電車にはねられ死亡…Twitterでの反応

津市垂水の線路上で、中学２年生の男子生徒が自殺を図り電車にはねられた人身事故について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

自殺現場付近（三重県津市垂水）場所の地図

以下、中２の男子生徒が自殺を図った現場付近・三重県津市垂水の地図（Googleマップ）。