「お祓い」と称して1歳児に虐待し死亡させる傷害致死事件 前橋市駒形町

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群馬県前橋市駒形町のアパートで、「お祓い」と称し1歳の女児に暴行を加え死亡させたとして、群馬県警捜査1課は2月23日、傷害致死の疑いで60代の女を逮捕しました。日常的に虐待していた可能性も。

傷害致死の疑いで逮捕されたのは、前橋市駒形町に住む自称コンサルタント業・ 中島順聖 こと 北爪順子 容疑者(63)です。

中島順聖=なかじま せいしょう
北爪順子=きたずめ じゅんこ

発表によりますと北爪順子容疑者は2011年5月2日午後、前橋市駒形町の自宅アパートで、前橋市西片貝町3丁目に住む 城田麻雛弥 ちゃん(当時1歳)に暴行を加え死亡させた疑いが持たれています。城田麻雛弥=しろた ますみ

城田麻雛弥ちゃんは病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けましたが、暴行を受けてから4日後に死亡しました。司法解剖の結果、城田麻雛弥ちゃんの死因は急性硬膜下血腫でした。

その後、搬送先の病院の医師から「虐待の可能性のある女児が救急搬送されてきた」などと警察に110番通報があったということです。

城田麻雛弥ちゃんの頭部や背中に複数のあざが確認され、母親(43)に事情を聴いたところ「転倒したんだと思う」「転びやすい子だった」などと説明しました。

城田麻雛弥ちゃんは前橋市要保護児童対策地域協議会で、要保護児童となっていました。

お祓いと称して虐待、信者から「先生」

その後の捜査で、北爪順子容疑者は「中島順聖」と名乗り、自宅アパートで「おはらい」と称し、城田麻雛弥ちゃんに暴行を加えていたことがわかりました。城田麻雛弥ちゃんは生後間もないころから、母親に連れられ北爪順子容疑者の「お祓い」に通っていた模様

北爪順子容疑者は周囲から「先生」と呼ばれており、城田麻雛弥ちゃんの両親も北爪順子容疑者を「先生」と呼ぶ信者だったということです。2012年ころから母親は「心が軽くなる」などと言い、頻繁に北爪順子容疑者の自宅を訪れていました。

北爪順子容疑者は警察での取り調べに対して「あやしている際、頭をぶつけたのかもしれない」などと供述し、容疑を否認しています。

群馬県警は傷害致死の疑いとして、北爪順子容疑者から事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進める方針です。

前橋市駒形町のお祓いの虐待事件のニュースのキャプチャ画像

画像出典:ANN

“お祓い”と称し暴行か 63歳女に女児死なせた疑い

2017/2/23 13:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

悪魔ばらいと称し虐待か 1歳女児死亡、63歳女逮捕

2017/2/23 12:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

関連法定刑

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傷害致死罪…3年以上の有期懲役

「おはらい」と称して1歳児に暴行加え死亡させる虐待事件…Twitterでの反応

前橋市駒形町のアパートで、女が「お祓い」と称して1歳の女児に暴行を加え死亡させた傷害致傷事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

事件現場付近(群馬県前橋市駒形町群馬県前橋市駒形町)場所の地図

以下、お祓いと称し1歳児を虐待死させた事件現場付近・群馬県前橋市駒形町の地図(Googleマップ)。

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